《山崎怜奈、文化人への道》“若き論客”としての奮闘とライバルたち
元乃木坂46メンバーでタレントの山崎怜奈が、9月29日の『サンデージャポン』(TBS系)のエンディングで爆笑問題の太田光からイジられました。太田は「今日は、れなち(山崎のニックネーム)です。政治家は人柄が大事ですという発言で、暗に石丸さんを批判していた」と述べました。これに対し、山崎は「指してない、指してない、すごい忘れてて……、びっくりしました、違います」と否定しましたが、番組が時間切れとなり、満足な釈明ができませんでした。
山崎は7月7日の東京都知事選で2位になった石丸伸二さんについて、フジテレビの『Mr.サンデー“七夕決戦”都知事選SP』で質問をした際、「前提のくだりが全く正しくないと感じました」と失笑され、「すみません、不勉強で」と言っていたことが印象的でした。
9月29日の『サンデージャポン』では、兵庫県の斎藤元彦元知事について、山崎は「私個人の意見ですけど、政治家の方って、人としてどうあるかっていうのを見たいと思っているので」とコメントしました。この発言は、いつも強気な山崎らしくないと感じられたそうです。
石丸氏との一件について、山崎は「あー怖かった、でも楽しかった、色々若くてすみません」とXに投稿したり、ラジオ番組で「でも、伸びしろはあるから。まだ27歳だから。まだ未来は長いから」「別に、対あの人に向けて生きてない。大丈夫、全然」などと強気な発言をしました。これに対して、賛否両論の声が上がっています。
山崎は「タレント時代の蓮舫にそっくり」とも言われていますが、政治家を目指しているわけではありません。最近の山崎は「文化人になりたい」と口癖で、「本を出したい」と共演した小説家やノンフィクション作家に相談していることも見られました。
「若き論客」としてのポジションには、意外にもライバルが少なくありません。例えば、同じく乃木坂46出身の松村沙友里さんは、昨年12月にTBSの『報道の日2023』で関口宏さんや小川彩佳さんと共演し、政治経済や戦争、外交、AIなどについて落ち着いたトーンで的確にコメントし、絶賛されました。また、「役満ボディー」のプロ雀士の岡田沙佳さんは、英語や中国語が堪能で、コメンテーターとしても引っ張りだこです。他にも、池田美優(みちょぱ)や藤田ニコル、ゆうちゃみのようなギャルの意見を求める番組も少なくありません。
しかし、山崎が目指すのは文化人であり、そのために論客としての仕事を増やしたいと考えています。現在、山崎はTOKYO FMで『山崎怜奈の誰かに話したかったこと』を月~木の昼ワイドで担当しており、タクシーの後部座席で見られる『HEADLIGHT』という広告にも出演しています。クライアントからの人気も高く、多数の仕事のオファーがある一方で、所属事務所は複雑な状況にあります。
『山崎怜奈の誰かに話したかったこと』は、乃木坂46の卒業メンバーにとって初の帯番組ラジオで、2025年1月7日には日本武道館で公開生放送が予定されています。ラジオで「未来に向かって生きているのに必死だから、こっちは」ともコメントしている山崎怜奈は、文化人を目指し、奮闘中です。