チェルシー、バルセロナのクンデ獲得を目指す
プレミアリーグのチェルシーが、ラ・リーガのバルセロナに所属するフランス代表DFジュール・クンデの獲得に乗り出そうとしている。スペインのスポーツ紙『SPORT』が現地時間19日に報じた。
25歳のクンデは、23/24シーズンでは公式戦48試合に出場し、2ゴール4アシストを記録。今季もラ・リーガ全5試合にフル出場し、バルセロナの守備の要として活躍している。彼はCBと右SBの両方でプレーでき、その多様性と高いパフォーマンスが注目を集めている。
チェルシーは、ここ2シーズンで多くの投資を行ってきたが、依然として補強が必要だと考えている。同クラブは、今冬の移籍市場でクンデの獲得を目指しており、約6000万ユーロ(約96億円)の移籍金を用意しているという。チェルシーは、クンデの獲得が成功しなかった場合、レバークーゼンのDFジェレミー・フリンポンに目を向ける可能性もある。
クンデ自身は、バルセロナに残留したい意向を示している。しかし、バルセロナ側は高額なオファーに対して否定的ではないとみられている。クンデは市場価値が高く、彼の移籍はクラブに大きな収入をもたらす可能性がある。
チェルシーが今冬にクンデ獲得に向けて具体的な行動を起こすかどうかは、今後の展開次第だ。バルセロナとの交渉がどのように進むか、フットボールファンの注目が集まっている。