遠藤航、インテルへの移籍可能性浮上 32歳でもセリエA強豪に注目集まる
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、アルネ・スロット監督の下で出場機会が大きく減っている。昨シーズンはユルゲン・クロップ監督の下で公式戦44試合に出場し、3得点1アシストを記録したが、今シーズンは公式戦4試合の出場で、出場時間は計85分にとどまっている。
夏の移籍市場ではフランス1部マルセイユからのオファーがあったものの、スペイン1部レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に失敗したため、リバプールに残留した。しかし、スロット監督の下で出場時間が限定的であるため、リバプールは遠藤を放出して移籍金を得る可能性がある。
インテル専門メディア「Inter Live」は、イタリアの名門インテルが遠藤に興味を示していると報じている。遠藤の契約は2027年6月までだが、来年2月に32歳になることから、インテルの新しいオーナーは若手の獲得を希望しており、遠藤の獲得には消極的である可能性がある。ただし、遠藤はMFとしての実力だけでなく、必要に応じてセンターバックとしても活躍できる versatility がある。また、遠藤の人気を活用してインテルブランドを成長させるポテンシャルも評価されている。
インテルに遠藤が加入すれば、日本代表DF長友佑都以来の日本人選手となる。1月の移籍市場で遠藤がイタリアに渡る可能性がある。