新ヘッドコーチ朝山正悟率いる広島ドラゴンフライズ、開幕戦で群馬クレインサンダーズに敗れるもリベンジを誓う

新ヘッドコーチ朝山正悟率いる広島ドラゴンフライズ、開幕戦で群馬クレインサンダーズに敗れるもリベンジを誓う

3日、広島ドラゴンフライズが新ヘッドコーチの朝山正悟体制でB1リーグの開幕戦に臨みました。対戦相手は因縁の群馬クレインサンダーズ。試合開始2時間前から、広島の選手たちが意気揚々と会場に入場し、ファンたちも期待に胸を膨らませていました。

朝山ヘッドコーチは試合前、「今シーズン、自分たちが準備してきたことをしっかりと発揮し、全員で一丸となって戦っていきます」と意気込みを語りました。一方、ファンからは「ミリングさん率いる群馬との対戦が注目です」との声が上がりました。

試合は5000席がほぼ満員となる最新のアリーナで行われ、派手な演出でファンを魅了しました。Bリーグの島田慎二チェアマンが開幕を宣言し、試合がスタート。広島は寺嶋良、河田チリジ、ドウェイン・エバンスの故障者を抱え、大ピンチの状況で臨みました。

試合は序盤から接戦となり、新加入のアイラ・ブラウンと渡部琉が初得点を挙げました。しかし、群馬の強力なディフェンスの前に広島は徐々にミスを重ね、点差が広がっていきました。第3クォーターにはニック・メイヨが3ポイントを決め、5点差まで詰め寄りましたが、残り3分で群馬の細川が2本の3ポイントを決め、一気にリードを広げられました。最終的に広島は29点差で敗れ、朝山新ヘッドコーチの初陣は飾れませんでした(群馬 82-53 広島)。

試合後、無得点に終わった上澤俊喜キャプテンは「ぼくのせいかなと思っています。もう一回、切り替えが必要だなと」とコメント。広島は5日(土)に再戦を控え、リベンジに向けて意気込んでいます。