中日・松山晋也、防御率1.33で最優秀中継ぎに 24歳の育成ドラフト1位から衝撃の躍進
中日・松山晋也投手が43ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。セ・リーグのレギュラーシーズン全日程は6日に終了し、個人タイトルも決定。松山は24歳で2年目にして初タイトルを手にし、ファンからは「スゴすぎる」「最強の剛腕」と称賛の声が寄せられている。
松山は八戸学院野辺地西高から八戸学院大を経て、2022年育成ドラフト1位で中日に入団。昨年6月に支配下登録され、36登板で1勝17ホールド、防御率1.27を記録した。2年目の今季は3月に野球日本代表「侍ジャパン」に選出され、欧州代表戦に登板した。
しかし、レギュラーシーズンの初登板となった3月30日のヤクルト戦では1死も取れずに4失点で黒星、翌31日の同カードでも2/3回を1失点と苦しいスタートを切った。この時点での防御率は67.50だった。
それでも、続く登板から15戦連続無失点を記録。6月2日のオリックス戦から8月7日のDeNA戦まで21戦連続無失点を達成するなど、圧倒的な投球を続けた。最終的に59登板で2勝3敗41ホールド、防御率1.33という成績でシーズンを終えた。
この2年間で95試合に登板し、58ホールド、防御率1.30という驚異的な数字を残した松山。SNS上では「とんでもない数字」「最強すぎる」「怪我だけが心配」「日の丸でも活躍してほしい」「打たれる気しない」「まさに育成の星」「信じられん」「凄すぎで涙出る」と、多くのファンがその活躍を称えている。