女子プロゴルファー吉田優利と葭葉ルミが絶賛!軟鉄鍛造キャビティアイアンの新モデルが飛距離と操作性を両立
アイアンの新モデルが今秋、注目を集めている。特に女子プロにも人気の軟鉄鍛造キャビティアイアンが話題だ。これらのアイアンは、プロや上級者が求める操作性と寛容性を備えつつ、最新モデルでは飛距離性能も向上している。
ブリヂストンの『241CB』を試打した吉田優利は、「前のような打感を残しながら進化している感じ。突っかかるのではなく、地面をうまく滑ってくれる。抜けが良くなった」と評価している。また、本間ゴルフの新作『T//WORLD Vx』を使用している葭葉ルミは、「このモデルは操作性の高いシャープな形状ですが、飛距離と寛容性が高いですね。ソフトな中に芯を感じる打感も素晴らしく、すぐに使用を決めました」と述べている。
プロや上級者がアイアンに求めるのは、インパクトで感じる打感と弾道や飛距離が一致していること。思ったよりもつかまり過ぎたり、飛び過ぎるアイアンは使いづらいが、できるだけミスを防ぎたいという人には、上級者が求める操作性とフィーリングの良さに、寛容性を備えた軟鉄鍛造キャビティが適している。今年の秋モデルは、これらの性能を損なうことなく飛距離性能が向上している。
19機種の試打を行った関浩太郎は、「最新の軟鉄鍛造キャビティは、バックフェースの厚みや形状を最適にすることで、ソフトな打感とフィーリングを保ったまま弾きの良さを感じるモデルが多いですね。また、ロフトを1~2度立てても球の高さやスピンが確保されているので、飛距離を出しつつ操作性の高さをキープ。より短い番手でグリーンを狙えます」と説明している。
タテ軸に操作性、タテ軸に弾道を基にした軟鉄鍛造キャビティアイアンのマトリックス表を作成し、自分の合うタイプを選んでほしい。また、店頭で顔を確認した上で、試打を行ってピッタリのモデルを選ぶことをおすすめする。
試打リストには、キャロウェイ、テーラーメイド、本間ゴルフ、ブリヂストンゴルフ、フォーティーン、ヨネックス、ピン、ミズノ、タイトリスト、ヤマハ、ダンロップ、コブラなどのブランドが含まれている。
解説:関 浩太郎 セキゴルフクラブ主宰。アメリカで最新の理論を学び、スイングコーチ&クラブフィッターとしてギアにも精通している。