ウェイン・ルーニー、テン・ハフ監督の奮闘を讃えながらマンU選手たちに奮起を促す

マンチェスター・ユナイテッドのOBで、現在プリマス・アーガイル（イングランド2部）の監督を務めるウェイン・ルーニー氏が、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督についてコメントした。

ルーニー氏は、テン・ハフ監督を称賛しつつ、選手たちに対して「もっと頑張る必要がある」と奮起を促した。現在、マンチェスター・ユナイテッドはリーグ戦7試合を戦って2勝2分3敗の成績で、プレミアリーグ14位に低迷している。また、UEFAヨーロッパリーグ（EL）では2試合を戦っていずれも引き分けで、ELリーグフェーズの順位は21位となっている。

テン・ハフ監督の解任が取り沙汰されていることについて、ルーニー氏は次のように述べた。

「エリック・テン・ハフがすばらしい監督であることは間違いない。彼はどこのクラブでもタイトルを獲得してきたし、マンチェスター・ユナイテッドでもタイトルを獲得した。彼は困難な時期にあるが、監督が解任されて新しい監督が就任するケースがあまりにも多い。だから、彼がマンチェスター・ユナイテッドを立て直してくれると期待している」

ルーニー氏は、選手たちのパフォーマンスに疑問を呈した。

「マンチェスター・ユナイテッドがタイトル獲得を目指していることは、誰もが認めると思う。ただ、プレミアリーグ14位というのは厳しい。クラブの全員がこの順位から巻き返さないといけないのはわかっているはずだ。エリック・テン・ハフが状況を改善するためにベストを尽くしているのはわかっている。昨シーズンも話したように、選手たちは今よりももっと頑張る必要がある。ここ数年、選手たちの入れ替わりが激しい。私はただ、彼らが再び挑戦していく姿をみたい」