ミランのテオ・エルナンデス、契約延長交渉で年俸13億円以上要求の真相とは
テオ・エルナンデス(27歳)は、ミランの左サイドバックとして活躍し、副キャプテンとしてもチームをけん引している。彼の契約は2026年6月までだが、契約更新の交渉が進められている。イタリアの『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
今シーズン、テオはすでに2ゴール2アシストを記録しているが、直近のフィオレンティーナ戦ではPK失敗や試合後の執拗な抗議により2試合の出場停止処分を受けた。この一連の出来事により、クラブから罰金が科されたという報道もある。
契約延長交渉では、テオの代理人が年俸800万ユーロ(約13億円)+ボーナスを提示している。これは現在の年俸450万ユーロ(約7億3000万円)のほぼ2倍に相当する。ミランで最も高い年俸は、ポルトガル代表FWラファエル・レオンの純額700万ユーロ(約11億4000万円)である。
テオの高額要求は、契約延長を急いでいないための強気の姿勢なのか、それとも何かしらの変化を求めてのことなのか、疑問視されている。ユーロ2024期間中には「ミランに残るか? 後でわかる」といった発言もあったが、第6節のレッチェ戦後には「僕はここで幸せだ」とコメントしている。
テオが長くミランでプレーするつもりなら、要求額の引き下げが現実的となるだろう。今後の決断に注目が集まっている。