「努力」の真実:結果と向き合う里崎智也と五十嵐亮太の対談【ライフハックベースボール!】

「努力」の真実:結果と向き合う里崎智也と五十嵐亮太の対談【ライフハックベースボール!】

里崎智也氏と五十嵐亮太氏が「努力」について語った。

二人は、野球を通じて得た経験や考えをライフハックに翻訳し、「生き抜く知恵」を惜しげもなく大公開している。連載の第24回では、「努力」に関する考え方に焦点を当てた。

五十嵐氏は、自身が「努力した」と感じた経験はほとんどないと述べた。プロ野球選手になるために高校2年から3年の夏にかけて頑張ったことが唯一の「努力」に近い体験だったが、それは「好きなことを夢中になってやっただけ」と感じていたという。

里崎氏は、世の中に「努力」という言葉は必要ないと主張した。何かを成し遂げるための準備や取り組みは「必然」であり、「努力」とは言わないべきだと考えている。里崎氏は、「やるべきことをやっているだけ」で、それを「努力」と称する必要はないと述べた。

五十嵐氏は、里崎氏の考えに賛同しつつも、自分から見ると里崎氏は相当な「努力家」だと感じていると語った。里崎氏は、仕事が忙しくてもYouTubeの更新を欠かさず、全試合をチェックするなど、誰もやらないことを続けている点がすごいと評価している。

里崎氏は、結果を出している人ほど「自分は努力していない」と言いがちで、逆に結果が出ていない人ほど「努力している」とアピールしがちだと指摘した。里崎氏は、結果が出ていないのに「頑張っている」と称賛するのは意味がないと主張している。

五十嵐氏は、結果が出ていない人に対して「よく頑張っているね」と認めてあげることも大切だと考えている。しかし、里崎氏はその考えに反対し、「結果が出ていないのに頑張っている」と称賛するのは理解できないと述べた。

二人は、次回の連載では「なぜ『頑張れ』という言葉が嫌いなのか?」について語る予定だ。