IoT技術で在庫管理を自動化!「スマートマット」がビジネスから家庭までを変える
IoT技術やAIの進化により、私たちの生活はますます便利になっている。スマートウォッチやスマート家電はすでに広く普及しているが、近年静かに浸透しているのが「スマートマット」だ。この製品は、荷物の下に敷くマットに在庫管理機能を搭載したもので、ビジネス用途から家庭での在庫管理にまで活用できる。
センサー内蔵のマットで在庫量を自動計測する仕組みは、内蔵されたセンサーで荷物の重量を計測し、一定量を下回ると在庫の減少を通知したり、自動発注したりする。手作業での在庫チェックが不要になるのが最大のメリットだ。
エスマットでは、ビジネス用と家庭用に、それぞれスマートマットを用いた在庫管理サービスを提供している。ビジネス向けの「スマートマットクラウド」は、飲食店の食材や病院の衛生用品、メーカーのカタログなど、多種多様な在庫管理に活用可能。同システムにより、在庫を数える手間が省けるだけでなく、欠品や過剰在庫のリスクも低減できる。また、会社の基幹システムや外部のサービスと連携することで、計測で得られたデータをさまざまに活用できる。
一方、家庭向けの「スマートマットライト」はアマゾンと連携しており、Amazonアカウントがあれば簡単に導入できる。ドリンクや洗剤、コピー用紙などの日用品の在庫を自動で管理し、1日4回残量を計測。残りが少なくなっていればメールで通知し、設定すればアマゾンで自動発注もしてくれる。メールによる通知はアマゾンのほぼすべての商品に対応しており、在庫切れや買い忘れの不安を解消できる。忙しい人にとっては、煩わしい在庫チェックから解放される大きなメリットがある。
ビジネスから家庭まで、効率的な在庫管理を実現してくれるスマートマット。職場でも家庭でも効率化が求められる今、スマートマットはさらに活用の場を広げる可能性を秘めている。