ダルビッシュ、好投も敗戦…パドレス監督は称賛「またも圧倒的だった」
パドレスのダルビッシュ有投手は11日(日本時間12日)、ロサンゼルスで行われたドジャースとの地区シリーズ第5戦で7回途中3安打2失点の好投を見せたが、敗戦投手となった。敗退となったマイク・シルト監督は「ユウはまたも圧倒的だった。ドジャース打線のタイミングを外していた。いくつかのスイングが捉えられただけで、それ以外は非常によかった」と右腕の好投を称えた。
ダルビッシュは2回に2死からE・ヘルナンデスに左翼上段へ先制弾を許した。3回から6回まで走者を1人も出さない好投を見せたが、7回1死からT・ヘルナンデスに痛恨のソロを浴び、2点目を献上。ここで交代となり、うつむきながらマウンドを降りた。
シルト監督は「総括をするのは難しい。色々な感情が渦巻いている。もちろん、結果には大きく失望している」と悔しがり、「ドジャースには脱帽だし、彼らを祝福したい。私たちはシーズン中、バチバチに戦った」と勝者に敬意を示した。