フジテレビ戸部洋子アナ、4年半ぶり復職「アナ室には戻らない」新部署での挑戦を報告
フジテレビの戸部洋子アナウンサー(43)が、4年半ぶりに育休から復職したことを自身のインスタグラムで報告した。
戸部アナは、「先月から、4年半ぶりにフジテレビジョンに復職いたしました。第二子を産んでからしばらくお休みをいただいておりましたが、会社独自の育休制度には本当に感謝しかございません」と、復職の経緯を説明した。
この4年半は、子供と遊び、季節を感じ、食事や旅行を楽しむなど、幸せな忙しさを過ごしたと振り返る。「2年前に父が亡くなり、家庭の事情で復職のタイミングを見失い、家族を大切にしたいと感じ、お休みを延長させていただきました。その後、子供たちが自立し、自分自身と向き合う時間が増えてきたことで、自然と働きたいという気持ちが湧き上がり、4年半ぶりに復職することになりました」と心境を語った。
戸部アナは、アナウンサーとしての復職はせず、「人事局の皆様とも話し合い、アナ室には戻らないと決意しました。理由はたくさんありますが、それはまた追々」と述べた。復職にあたり、社内転職活動を開始し、「自分が会社員として無能であることに気づきました。しかし、アナウンサーとしての経験は次の現場でも活かせるはずと信じています」と前向きな姿勢を示した。
また、同期の元テレ朝の大木優紀や石本沙織の多様なキャリアパスに触れ、「私はフジテレビが好きで、あのワクワクする環境にまた戻りたいと思いました。会社は大変な時代に入っていますが、フジテレビの皆さんを信じ、なんとかしたいという思いでやる気に満ちています」と意気込みを語った。
現在の戸部アナの会社員としての戦闘力は「ほぼゼロ、もはやマイナスレベル」だと自嘲気味に述べたが、「PCスキルの基本Excelも20年ぶり…愛嬌と学びたい、役立ちたいという意思だけが頼りです」と笑いを交えながら語った。
復職明けのママたちが前と同じ部署に戻る中、「あえて違う部署に行くという無謀な選択を許していただき、第二の会社員生活がスタートしました」と報告。「新たな部署はネットワーク局ネットワーク業務推進部兼ネットワーク部です。どんな部署かはまた徐々にご報告させていただきます。毎日が勉強で、新鮮で、大変ワクワクしております」と、新たなスタートへの意気込みを述べた。