「新生渡邊渚」元フジアナがサブスク開始、月400円で新たな道を切り開く
10月1日、元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(27)がInstagramでPTSDを公表した。渡邊は2020年4月にフジテレビのアナウンサーとして『めざましテレビ』や『ぽかぽか』などの番組にレギュラー出演していたが、2023年7月に体調不良を理由に休業した。
休業中、渡邊はInstagramで自身の過酷な闘病生活について詳細に語った。「この4ヶ月で私はいろんなものを失いました。食べられなくなった、うまく歩けなくなった、指が動かなくなった、大切にしていた仕事もなくなった。目標もなくなった。できなくなったことを数えるとキリがないくらい。自分の手のひらから大事なものがどんどんこぼれ落ちていきました」と、心に刻まれた苦しみを明かし、多くの心配の声が寄せられた。
8月末にフジテレビを退社した際には、渡邊は「どうやっても完全に昔のようにはいかない現実が目の前にあって、それを受け入れるのにはとても勇気が必要でした。現在も三歩進んで二歩下がるような日々ではありますが、最悪な状態は脱し、全てを受け入れて、これまでと違った生き方をしたいと思えるようになりました」と、退社理由を発表し、ファンからエールを受けた。
PTSDを患っていることを公表した際、渡邊は「この1年4ヶ月、何事もなければ普通に過ごせていた日常を手放さざるを得なくなり、同世代より少し遠回りしてしまったかもしれないけど、遠回りしたから見えた世界があって、私は生まれ変わっても私になりたいと思えるほど強くなれました」と、前向きな気持ちを伝え、「これからは、自分のペースで、幸せを感じながらお仕事できればと思っています」と、新たな決意を述べた。
退社後、渡邊は新たな仕事としてInstagramのサブスクリプションを開始した。サブスクリプションは月額400円で、フォロワーが特典を楽しむことができる。特典には「サブスクリプション登録者バッジ」「限定コンテンツ」「ソーシャル・一斉配信チャンネル」「舞台裏」「質問募集」「定期的な配信」が含まれている。
サブスクリプションの開始に、ファンからは「サブスクは斬新なアイデアですね」「新時代の稼ぎ方だよ」「全然嬉しい知らせ!」と喜びの声が寄せられた。一方で、渡邊の知名度やサブスクの内容に疑問を抱く声もあった。
「Instagramでのサブスクリプションの開設自体は比較的簡単に行うことができる。渡邊さん自身も、今後自分のペースで仕事をしていくと語っており、サブスクを本筋の収入源として考えているわけではないでしょう。とはいえ、闘病の公表によって増えたファンも多いので、それなりの登録者は見込めるでしょう。有料コンテンツにすることで、今後は熱心なファンに向けた情報発信をメインにしていくのではないでしょうか」(WEBメディア記者)