【単独インタビュー】河村勇輝、NBAプレシーズンでの活躍とモラントからのアドバイス

【単独インタビュー】河村勇輝、NBAプレシーズンでの活躍とモラントからのアドバイス

NBAグリズリーズと無保証のエキシビート10契約を結んだ河村勇輝(23)が、現地時間12日(日本時間13日)に行われたプレシーズンマッチ3戦目のブルズ戦で第1Qから途中出場し、8アシストと2得点をマークしました。チームは最大21点差を逆転し、124-121で勝利を挙げました。

この日の河村はプレーメイカーとしての力を発揮し、ドラフト1位のザック・イディーのダンクをアシストして会場を沸かせました。ディフェンスでも大柄な選手をうまくガードし、チームメイトとのコミュニケーションも良好でした。試合終盤、相手の反則を誘った際にはエースのジャ・モラントから直接アドバイスを受けました。

試合後、河村はスポニチのインタビューに応じ、ブルズ戦での活躍やアメリカでのプレースタイル、今後の課題などについて語りました。特に、3Pシュートとフィニッシュの精度向上や、ドライブのタイミングの工夫が必要だと述べました。また、ディフェンス面ではフィジカルの強い選手と競り合っても押されないことを意識し、足と手を活用しながら対応しています。

英語でのコミュニケーションに関しては、コート上では比較的スムーズにできていると話しましたが、インタビューや生活面ではまだ苦労していると正直に語りました。最後に、チームメイトとの良好な関係やモラントとのオリジナルのハンドシェイクについても触れ、試合の緊張感の中で楽しくプレーできている様子が伺えました。

また、日本でのBリーグの開幕や古巣・横浜ビー・コルセアーズの状況も気にかけていると述べ、チームの苦境に思いを寄せました。河村は今後も自分にできることを最大限に発揮し、チームの勝利に貢献したいと意気込んでいます。