14年の時を経て『Captain Blood』が復活!17世紀カリブ海の海賊冒険がSteam体験版で公開
パブリッシャーSNEGは、Seawolf StudioとGeneral Arcadeが開発するアクションゲーム『Captain Blood』の体験版をSteamストアページで公開中です。
本作は、17世紀のカリブ海周辺のスペイン領土(スパニッシュ・メイン)を舞台に、プレイヤーが海賊となって黄金と栄光を追い求めるハックアンドスラッシュ作品です。カスタムした船での冒険や海戦に加え、カットラスや銃、投げナイフなどを使った白兵戦が特徴で、華麗なフィニッシュやコンボが見どころです。また、ゲーム内で獲得したお金を用いてスキルや武器を強化することもできます。
『Captain Blood』の開発は2003年に始まり、ロシアのAkellaがラファエル・サバチニの「Captain Blood」シリーズをゲーム化するとして発表されました。2004年にはトレイラーも公開され、当初は『Age of Pirates: Captain Blood』として開発が進められていました。しかし、その後の開発は多難を極め、2004年から2008年にかけて3回作り直されるなど、様々な問題に見舞われました。2007年には、パブリッシャーのPlaylogicがAkellaに対してIP関連の裁判を起こし、その中には『Captain Blood』の権利も含まれていました。これにより開発体制は1C Companyへと移籍しています。
その後もリリースが2度延期され、2010年にリリースされる予定でしたが、Playlogicが1C Companyに対してIP関連の裁判を起こしたため、2010年から約14年間、プロジェクトに関する続報はほとんどありませんでした。
2024年に、なんと復活の兆しが見えました。SNEGが2024年秋に『Captain Blood』をリリースすると発表し、Steamストアページも公開されました。日本語対応も予定されており、2024年10月15日の「Steam NEXTフェス 2024年10月エディション」に合わせて体験版もリリースされています。ストアページでは、「オリジナルの素晴らしい要素に、現代のゲーマー向けの様々な改善を加えて再登場する」と記載されています。
『Captain Blood』は、2024年秋にPC(Steam)、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、ニンテンドースイッチ向けに発売予定です。