河村勇輝、運命のプレシーズン最終戦で再び2アシスト!2WAY契約への最終アピール
NBAグリズリーズの河村勇輝(23)が、現地時間18日(日本時間19日)に本拠地フェデックス・フォーラムで行われたプレシーズンマッチ5戦目のヒート戦で第4クォーターから途中出場し、プレシーズンマッチ全戦出場を果たした。
ここ2試合では、主力の欠場もあり第1クォーターから途中出場していた河村。前回の試合となった現地時間14日(日本時間15日)のペイサーズ戦では、第3クォーターに見事なノールックバウンズパスでアシストを決め、米スポーツ専門局ESPNの人気番組「NBA Today」が選ぶプレーハイライトで1位を獲得して全米ファンを魅了した。
プレシーズンマッチ最終戦の直前に、スコッティ・ピッペン氏の息子であるスコッティ・ピッペン・ジュニアが本契約を勝ち取り、グリズリーズの2WAY契約の枠が空いた。これにより、現在エグジビット10契約でいる河村が2WAY契約に切り替わる可能性が高まった。
運命のプレシーズンマッチ最終戦で、現地の放送でも河村がベンチにいる様子がアップで映されるなど、大きな期待が寄せられていた中、第4クォーターの残り8分3秒からコートに立った。残り4分4秒にはトップからドライブインし、左コーナーのマイルズ・ノリスに鋭いパスを出し、この日初のアシストを記録。さらに、残り2分6秒にも再びドライブインからバウンズパスでノリスへの3ポイントシュートをアシストした。その後も球際でのハッスルプレーが目立ち、この試合では無得点2アシストの成績を残した。
日本時間20日朝6時までがエグジビット10契約選手を2WAY契約に変更する期限となっている。日本人4人目のNBA選手となる河村の2WAY契約への期待は高まりつつある。