「光る君へ 第40話」一条天皇の体調悪化、彰子と道長の感情が表面化

「光る君へ 第40話」一条天皇の体調悪化、彰子と道長の感情が表面化

女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」の第40話「君を置きて」が20日に放送される。このドラマは、平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、藤原道長を柄本佑が演じる。物語では、紫式部と藤原道長の深い関係と、宮中の政治や恋愛を描いている。

第40話では、まひろ(吉高由里子)の書く物語が宮中の話題となっている中、一条天皇(塩野瑛久)の体調が悪化し、不穏な空気が漂い始める。中宮・彰子(見上愛)の前では、天皇は気丈に振る舞っているが、道長(柄本佑)の元には占いによる不吉な予兆が報告される。これにより、次期皇位を巡る公卿たちの動きが加速する。

まひろが天皇の容態を心配する彰子に付き添っていると、道長が現れる。彰子は道長に対して、心中的な感情を露わにし、その場は緊迫した空気になる。まひろもまた、天皇の体調悪化と公卿たちの動きに不安を感じ、複雑な心境を抱える。

ドラマの脚本は大石静が担当しており、紫式部の Insider の視点から、平安時代の宮廷の内情を克明に描いている。この第40話でも、まひろと道長の関係性や、宮中の政治的な対立が深まる様子が丁寧に描かれ、視聴者に引き込まれる展開が期待できる。