フジテレビドラマライブ2024・秋 合同会見:新ドラマの魅力と出演者たちのエピソード
フジテレビドラマライブ2024・秋 合同会見
9月19日、お台場のフジテレビで『フジテレビドラマライブ2024・秋』の合同会見が開催されました。この会見には、秋から始まるフジテレビドラマの主要キャストが勢ぞろいし、ドラマの紹介だけでなく、貴重なクロストークも展開されました。
出演者一覧
- 月9ドラマ『嘘解きレトリック』:鈴鹿央士、松本穂香、味方良介
- 月10ドラマ『モンスター』:趣里、音月桂、中川翼
- 火9ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』:反町隆史、杉野遥亮、白石麻衣
- 水10ドラマ『全領域異常解決室』:藤原竜也、広瀬アリス、小日向文世
- 木曜劇場『わたしの宝物』:松本若菜、田中圭、深澤辰哉(Snow Man)
- 火ドラ★イレブン『スノードロップの初恋』(カンテレ):宮世琉弥、小野花梨
- 土ドラ『バントマン』(東海テレビ):鈴木伸之、倉科カナ
会見の様子
会見はお笑いコンビ・アンタッチャブルの2人とフジテレビアナウンサー・新美有加が司会を務めました。この種類の企画では珍しく、生配信と有観客で進められ、ほどよい緊張感が現場に漂っていました。
各ドラマの紹介
月9ドラマ『嘘解きレトリック』
昭和初期の日本を舞台にした探偵と助手のバディ物語『嘘解きレトリック』では、鈴鹿央士が主役を演じました。レトロな雰囲気のスーツで登場した鈴鹿は、松本穂香との仲の良さをアピール。松本は鈴鹿のことを名前で呼び、鈴鹿は苗字で呼ぶという関係性が、司会から「距離を感じる」とツッコまれました。しかし、「撮影でOKが出たら一緒に飛び跳ねる」と仲の良さを強調しました。また、台本に突然現れる変顔での演技にも期待が高まっています。
月10ドラマ『モンスター』
新人弁護士がゲーム感覚で法廷闘争を戦う『モンスター』の3人は、ポーズを考えて登場するなど、息がぴったりな様子でした。趣里は「共演者さんと一緒に楽しく撮影できています」と笑顔で語り、音月は「ほっこりしすぎて眠くなってしまう現場」だという。ジェシー(SixTONES)の謎めいたセリフも見どころとなるようだ。
火9ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』
昭和世代と令和世代の異なる感覚を持つ刑事を演じる反町隆史と杉野遥亮がW主演を務める『オクラ~迷宮入り事件捜査~』。最初の撮影は、杉野が大先輩の反町に手錠をかけるシーンで、何度もやり直しをしたという杉野は「気づいたら反町さんの手が赤くなっていましたが、何も言わずに見守ってくれていた」と反省の表情を浮かべました。白石麻衣は、両者の間に入る役柄で、反町から「サバサバしてる役がいい」と評価されました。
水10ドラマ『全領域異常解決室』
人々の常識を超えた「不可解な異常事件」を追う『全領域異常解決室』チームは、不思議な落ち着きを放っていました。70歳を迎えた小日向文世を筆頭に、世代の異なる3人が並び、ドラマについては藤原竜也が「どこに向かうのかは我々もわからない」と話しました。第1~3話の後に第6話を撮る、といったトリッキーな進行で撮影が進んでいるらしく、だんだんと伏線が回収される物語になる模様。さらに広瀬アリスは、ダンスを披露する場面があると明かし、「台本に書いてあったんです。苦手だけど頑張りました。体の使い方がわからないんです(笑)」と控えめにアピールしました。
木曜劇場『わたしの宝物』
「托卵」をテーマにした大人の恋愛ドラマ『わたしの宝物』では、松本若菜が主人公・神崎美羽を演じます。夫のモラハラや幼なじみとの再会を経て、美羽は悪女になる道を選ぶ。作品紹介の後、出演者3名が順番に自身の役柄を説明していると、深澤辰哉が何度も「美羽が……」と役名を呼び捨てに。すると、夫役の田中圭が「その呼び方、あんまりよくないね」とピシャリ。不意にドラマと現実が入り混じる瞬間に、思わず現場には笑いが起きました。また、「托卵」はカッコウによく見られる行動ということで「鳥」もひとつのキーワードになりそうだ。
火ドラ★イレブン『スノードロップの初恋』
宮世琉弥が死神を演じる甘酸っぱいラブストーリー『スノードロップの初恋』は、ファンタジーぽく思われるかもしれませんが、人間らしい関わりが描かれる物語です。甘酸っぱいラブストーリーになっているので楽しみにしていてください。
土ドラ『バントマン』
中日ドラゴンズ協力のもと、戦力外通告を受けた選手の第2の人生を描く『バントマン』。鈴木伸之は、「『野球』をテーマに第二の人生を描いていくんですけど、色々な挫折や葛藤を乗り越え、縁の中でバントを通じて誰かに幸せになってもらうことを伝える作品です。小学生から大人まで楽しめる作品だと思うので見ていただけたら嬉しいです」と締めくくりました。
健康エピソード
後半には各出演者のドラマの枠を超えたパーソナルな「大相関図」が登場。特に盛り上がったトピックだった健康枠では、反町隆史が「4年くらい前からピラティスを始めて、弱点の柔軟性を強化しています」と明かしました。また、田中圭が小栗旬に誘われて6時半の早朝ゴルフに行った際、5時半から既に反町がプレイしており、「先輩すげえ……」と感嘆した経験を告白しました。
さらに、趣里が「痛いのが好きなので足つぼマッサージに行く」、鈴鹿央士が「酵素玄米をおにぎりにして、塩だけ振って現場に持って行く」、中川翼が「温泉が好きで健康ランド併設の施設に行く」とそれぞれの健康エピソードを披露しました。
先輩後輩枠
先輩後輩枠では、小日向文世が共演者2人に「お酒が好きだと聞いたから、飲んでみたい」とオファー。広瀬アリスは「いつでも」と前向きに対応しましたが、藤原竜也は「スケジュールが大変じゃないですか。3人で早く終わる日があれば……」と渋い返事。一方で、反町は「車がほしい」と話していた杉野遥亮に「杉野くんが運転して白石さんと3人でドライブ行こうよ」と提案して断られた話を紹介。そこで改めて杉野に尋ねたところ「まだ買う車も決まってないし、このメンバーでは行かないだろうな」ときっぱり。「令和刑事」ぶりを発揮しました。
各ドラマの代表者の挨拶
最後は、各ドラマの代表者が一言ずつ挨拶。鈴鹿央士は、「昭和初期を舞台にしたミステリーでもあり、ヒューマン要素もある作品です。温かい気持ちにもなる作品ですし、月曜日9時に皆さんの週の始まりを楽しい日にして、1週間頑張ろうと思っていただけるようなエンターテインメント作品。ぜひ観ていただけたらなと思ってます」と作品の見どころを解説しました。
趣里は、「裁判を通して現代日本が抱えるグレーな部分を扱っているので、考えさせられる内容になっています。ぜひ本当のモンスターは何なのかを一緒に追っていただけたら嬉しいです」とニッコリ。
反町隆史は、「9年ぶりに復活した火曜9時ドラマです。これを機に完全復活してほしいと思います。杉野さんとのバディも楽しみにしていてください」と期待を煽りました。
藤原竜也は、「我々以外にも豪華な役者陣で今まさに撮影を頑張っています。毎回の不可解な事件をこのメンバーで解決して、皆さんを楽しませたいと思っています」と意気込みを語りました。
松本若菜は、「『托卵』をテーマにした、大人の人間ドラマとなっています。私以外のふたりのバックボーンはもちろん、主人公がなぜ宝物を守ろうとして悪女になったのか、という部分も観てほしい」と魅力をアピールしました。
宮世琉弥は、「『死神』と聞くとファンタジーぽく思われるかもしれませんが、人間らしい関わりが描かれる物語です。甘酸っぱいラブストーリーになっているので楽しみにしていてください」とコメント。
鈴木伸之は、「『野球』をテーマに第二の人生を描いていくんですけど、色々な挫折や葛藤を乗り越え、縁の中でバントを通じて誰かに幸せになってもらうことを伝える作品です。小学生から大人まで楽しめる作品だと思うので見ていただけたら嬉しいです」と締めくくりました。