『CITY THE ANIMATION』: 京都アニメーションの6年ぶりの完全新作

『CITY THE ANIMATION』のティザービジュアル公開

京都アニメーションは21日、6年ぶりに手掛ける完全新作テレビアニメ『CITY THE ANIMATION』の制作を発表した。この作品は2025年に放送予定で、ティザービジュアル、PV、キャスト情報が同時に公開された。

『CITY THE ANIMATION』は、あらゐけいいちによるガールズ・ラン・コメディー『CITY』が原作で、2016年から2021年にかけて「モーニング」（講談社）で連載された。物語は、普通の「CITY」に住むちょっと普通じゃない人々の生活を描く。主人公は一文無しの大学生・南雲美鳥（みなご）と、彼女の周囲にいる多彩なキャラクターたち、にーくらや泉わこなど、個性的な人々の日常が中心となる。

監督は、『境界の彼方』や『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などで知られる石立太一が務める。公開されたティザービジュアルには、南雲美鳥、にーくら、泉わこという3人の主要キャラクターが描かれており、それぞれの役を小松未可子、豊崎愛生、石川由依が演じる。

PVでは、軽快で可愛らしい音楽に乗せ、実写とアニメーションを組み合わせた独特の表現方法が採用されている。このPVは作品の個性を十分に引き出しており、視聴者に強い印象を与える内容となっている。

また、アニメ化決定を記念して、講談社公式漫画アプリ「コミックDAYS」では、原作『CITY』の無料開放キャンペーンが実施される。27日23時59分まで、第1話から第10話までが無料で読めるため、原作ファンや新規読者にとって、作品の世界観をより深く理解する絶好の機会となる。