新木優子と伊藤英明が主演!Amazon Original映画『不都便な記憶』配信開始

新木優子と伊藤英明が主演!Amazon Original映画『不都便な記憶』配信開始

『不都便な記憶』配信記念イベントに新木優子、伊藤英明が登場

俳優の新木優子(30)と伊藤英明(49)が26日、都内で行われたAmazon Original映画『不都便な記憶』の配信記念イベントに出席した。本作は、石川慶監督が脚本から手がけたサイコパスサスペンス・ロマンス映画で、27日から「Prime Video」で世界独占配信される。

映画『不都便な記憶』は、西暦2200年、科学技術が発展し人類の宇宙移住が進んだ近未来を舞台に、妻を愛するあまり完璧な妻を求めエスカレートした行動をとるナオキ(伊藤)と、そんな夫に復讐を企てる妻のマユミ(新木)の“夫婦の物語”が描かれている。初共演ながら夫婦役を演じた2人は、イベントで互いの印象を語った。

伊藤は「相性が完璧だなと思った瞬間」を聞かれ、「タイで長期間撮影していたんですが、日本食を食べたいなというタイミングで、新木さんがおにぎりをふるまってくれて。具も考え抜かれていて、天かすをめんつゆみたいな味つけにしてくれて懐かしみもあり、撮影に向けての活力が出ました。そしてふるまっていただいたタイミングが絶妙でした」と新木の気遣いを絶賛した。

新木も海外での長期滞在が初めてだったと明かし、「タイになじむまでの時間で、日本食が恋しいなという思いもあり、自分も食べたいし、ぜひみなさんにも食べてもらいたいなと思いました。タイの方もおいしいと言ってくれてうれしかったです」と笑顔で語った。

映画の舞台裏

映画『不都便な記憶』は、タイで撮影が行われた。長期間の海外ロケは、俳優たちにとって身体的、精神的な負担が大きかったが、新木と伊藤の間には互いを支え合う絆が生まれた。新木が差し入れたおにぎりは、その象徴的なエピソードの一つとなった。

伊藤は、新木の気遣いについて「タイでの撮影は長期間にわたったので、日本食が恋しくなる瞬間が多々ありました。新木さんが作ってくれたおにぎりは、その瞬間の救いになりました。具材も工夫されていて、まるで日本の家庭で食べているような味わいでした。そのおかげで、撮影のモチベーションが上がりました」と語った。

新木も、伊藤の反応に喜びを感じたと述べた。「海外での撮影は初めての経験で、最初は不安もありました。でも、伊藤さんがおにぎりを喜んでくれたことで、自分も頑張ろうという気持ちになりました。タイの方々もおにぎりを気に入ってくれて、文化交流の一環にもなったと思います」と笑顔で振り返った。

映画の魅力

『不都便な記憶』は、近未来の設定とサイコパスサスペンスの要素が融合した作品で、観客を引き込む魅力に満ちている。新木と伊藤の演技は、夫婦の複雑な関係性を深く掘り下げ、観る者に強い印象を残す。

新木は、「マユミという役は、非常に複雑な感情を抱えています。夫への愛と復讐の気持ちが交錯し、その中で自分の道を進んでいく姿を演じるのは、とても挑戦的でした。伊藤さんとの演技は、お互いに高め合うことができ、とても充実した時間を過ごせました」と語った。

伊藤も、「ナオキという役は、愛する妻のために過激な行動をとる人物です。その心理的な葛藤を表現するには、新木さんとの化学反応が不可欠でした。彼女の演技力と存在感に支えられ、役を演じきることができました」と述べた。

今後の展望

『不都便な記憶』の配信が迫る中、新木と伊藤は、観客に作品の魅力を伝えることに意欲を燃やしている。新木は、「この作品を通じて、夫婦の愛と復讐の複雑な関係性を描いた物語を楽しんでいただければと思います。ぜひ、『Prime Video』でご覧ください」と呼びかけた。

伊藤も、「石川慶監督の手腕と、新木さんとの共演が生み出した作品です。観る人それぞれが、異なる解釈を持てる作品になっていると思います。ぜひ、ご期待ください」と語り、作品への自信を示した。

『不都便な記憶』は、27日から「Prime Video」で世界独占配信される。近未来の設定と、複雑な人間関係を描いたこの作品は、多くの観客の心を捉えること間違いなしである。