マギー・スミス、89歳で逝く:ハリー・ポッターのマクゴナガル先生を演じた伝説の女優

マギー・スミス、89歳で逝く:ハリー・ポッターのマクゴナガル先生を演じた伝説の女優

女優マギー・スミスさん、89歳で死去

映画「ハリー・ポッター」シリーズでマクゴナガル先生役を演じた女優のマギー・スミスさんが、27日、ロンドンの病院で死去したことを英BBC放送が伝えた。享年89歳。遺族が声明で明らかにした。

BBCによると、遺族は「大きな悲しみとともに、マギー・スミスが亡くなったことをお知らせしなければなりません」と悲しみを伝え、「彼女は9月27日金曜日の早朝、病院で安らかに亡くなりました。最期は友人や家族と一緒に過ごしました。2人の息子と5人の愛しい孫が残され、素晴らしい母親と祖母を失ったことで打ちひしがれています」とコメントした。

マギー・スミスさんは1934年、英エセックス州で生まれた。舞台出演を経て、映画デビューを果たし、その演技力と存在感で多くの作品で活躍した。1969年には映画「ミス・ブロディの青春」で米アカデミー主演女優賞を受賞し、その名声を世界に広めた。

スミスさんは、映画「天使にラブ・ソングを…」での修道院長役や、テレビドラマ「ダウントン・アビー」でのグランサム伯爵夫人役など、多岐にわたる作品で印象深い演技を披露した。特に「ハリー・ポッター」シリーズでのマクゴナガル先生役は、その厳格さと優しさが共存するキャラクターとして、世界中のファンに愛された。

スミスさんのキャリアは長く、その演技力は多くの賞を受賞し、英国を代表する大女優として知られていた。彼女の死は、映画界や演劇界に大きな喪失感をもたらし、多くの人々が彼女の功績を称えている。

マギー・スミスさんの遺志を継いで、彼女の作品は今後も多くの人々に愛され、その影響力は長く続くことだろう。