レッドソックス、レイズに惜敗し勝率5割に逆戻り-吉田正尚もノーヒット

レッドソックス、レイズに惜敗し勝率5割に逆戻り-吉田正尚もノーヒット

レイズ2-1レッドソックス

日本時間9月28日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークで2024年レギュラーシーズン最後の3連戦がスタートしました。初戦は6回まで両軍無得点という投手戦となりましたが、1対2で惜敗し、勝率5割に逆戻りとなりました。

レイズの先発投手タジ・ブラッドリーは6回3安打無失点の好投で8勝目(11敗)を挙げ、4番手のエドウィン・ウセタが5セーブ目を記録しました。一方、レッドソックスの先発投手ニック・ピベッタは7回途中まで4安打2失点の力投を見せましたが、12敗目(6勝)を喫しました。

試合は両軍無得点で迎えた7回表、レッドソックスのピベッタが一死から四球とヒットで1・2塁のピンチを招きました。ジョシュ・ロウのタイムリー二塁打で先制点を献上。ここでレッドソックスは2番手のザック・ペンロッドを投入しましたが、二死満塁とピンチが広がり、クリストファー・モレルの押し出し四球で2点目を与えてしまいました。

その裏、レッドソックスはニック・ソガードの犠牲フライで1点を返しましたが、追いつくことはできず1対2で試合終了。シーズン160試合を消化し、80勝80敗となりました。

レッドソックスの吉田正尚は「5番・DH」でスタメン出場しました。2回裏の第1打席は死球で出塁しましたが、チームの得点にはつながらなかった。4回裏の第2打席は空振り三振、7回裏の第3打席はレフトフライ、9回裏の第4打席はサードゴロに倒れ、3打数ノーヒット1死球。2試合ぶりのノーヒットに終わり、今季の成績は打率.280、10本塁打、56打点、2盗塁、出塁率.349、OPS.764となっています。

この試合は、両チームの投手陣の力が試される展開となりました。レイズのブラッドリーは安定した投球で無失点に抑え、チームの勝利に貢献しました。一方、レッドソックスのピベッタも力投を見せましたが、7回のピンチで失点し、試合の流れを手放すことになりました。

レッドソックスにとって、この敗戦は厳しい結果となりました。シーズン終盤に5割の勝率を維持することが難しくなり、来季に向けての課題が浮き彫りになりました。特に、投手陣の安定性と打線の得点力の向上が求められています。

吉田正尚も、この試合では打撃が振るわなかったものの、今季全体では安定した成績を残しています。彼の存在はチームにとって重要な戦力であり、今後の活躍に期待が寄せられています。

今後、レッドソックスは残りの2試合でどのような戦いを見せるか、注目が集まっています。チームの士気を高め、来季に向けての良い形でシーズンを締めくくることが求められています。