新大関・大の里が地元糸魚川でラッピング電車のお披露目、地元との絆と新たな活躍を誓う
新潟・糸魚川駅でラッピング電車のお披露目式
新大関・大の里(二所ノ関)が28日、新潟県糸魚川市で「えちごトキめき鉄道」のラッピング電車のお披露目会に出席した。この電車には大の里をはじめ、縁のある4人の関取が描かれている。大の里は「全く想像していなかった。いい相撲を取れるように頑張ります」と喜びを語った。
大の里は、新潟県糸魚川市にある能生中学校と海洋高等学校で中高6年間を過ごした。地元の「えちごトキめき鉄道」は、大の里が実家に帰省する際の「喜びの電車」と冗談を交えて話していた。
大の里の糸魚川入りとリフレッシュ
27日に糸魚川入りした大の里は、「(昇進後)初めてのイベントでわくわくしている。リフレッシュになる」と胸を高鳴らせていた。その日の夜は、中高時代を過ごした寮で、同じく関取の欧勝海とリラックス。九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)に向けて英気を養ったようだ。
大相撲とラッピング電車の歴史
ラッピング電車は1990年代に登場し、大相撲界でも2004年に高見盛が日本酒の「日本盛グリーンパック」のキャンペーンに起用され、JR山手線に登場した。2014年には、秋巡業「高松場所」をPRするため、香川県のことでん琴平線で当時横綱の白鵬らがラッピングされた車両が走った。
糸魚川市と大の里の絆
大の里の出身地である糸魚川市は、大相撲界との深い絆を持つ。大の里の活躍は地元の誇りであり、ラッピング電車の登場はその象徴的な瞬間となった。大の里は、地元の人々の応援に感謝しつつ、今後もさらなる活躍を誓っている。
今後の展望
大の里は、九州場所に向けて万全の態勢を整えている。地元でのイベントを通じて、心身ともにリフレッシュし、さらなる高みを目指す姿勢を示した。大の里の活躍が、大相撲界に新たな風を吹き込むことを期待したい。
このラッピング電車は、大の里の地元である糸魚川市の魅力を全国に発信する重要な役割を果たすだろう。大の里の活躍と地元の発展が、互いに支え合い、より良い未来を築くことを願っている。