シリウスS攻略法:中京ダート1900mの傾向と対策

シリウスS攻略法:中京ダート1900mの傾向と対策

シリウスS(G3)の傾向と対策

中京ダート1900メートルで開催

シリウスSは、28日に中京競馬場のダート1900メートルで行われる。この距離は、過去のレース結果から多くの傾向が見えてくる。2020年以降の中京ダート1900メートルのレースを振り返り、好走・凡走の傾向を探ってみよう。

へニーヒューズ産駒に注目

へニーヒューズ産駒は、過去のレースで【6・3・4・21】の成績を残している。勝利数は4位タイの6勝で、複勝率は38.2%と高い。さらに、単勝回収率159%、複勝回収率161%という数字が示すように、人気薄の馬でも激走することが少なくない。今回の出走馬の中で、ロコポルティとカンピオーネはへニーヒューズ産駒であり、血統的に注目すべき馬だ。

母の父ブライアンズタイムは苦戦

母の父がブライアンズタイムの馬は、過去のレースで【2・0・1・39】の成績を残しており、勝率4.8%、複勝率7.1%と低調だ。さらに、単勝回収率と複勝回収率はいずれも50%を大きく下回っている。馬券的な妙味も乏しいため、ヴァンヤールが該当するが、中心視するのは危険かもしれない。

大外枠は苦戦

15頭立ての中京ダート1900メートルで、大外の8枠15番に入った馬は【0・0・0・11】の成績で、掲示板にも2回しか入っていない。ハピは大外枠に入ることが予想されるが、同馬は中京で【2・1・2・0】の成績を残しており、生粋の中京巧者だ。不利な枠をはねのけることができるか、注目したい。

高齢馬は低調

7歳以上の馬は、過去のレースで【1・3・2・81】の成績を残しており、勝率は1.1%、複勝率も6.9%と低空飛行している。重賞に絞っても【0・1・0・18】で、2021年のシリウスSで9歳馬ウェスタールンドが2着に好走した以外は凡走が目立っている。今年は人気の一角ハギノアレグリアスが7歳で出走するが、データ的には割引きが必要だ。

結論

シリウスSは、中京ダート1900メートルという特徴的な距離で行われるため、過去の傾向を踏まえた馬券の購入が重要だ。へニーヒューズ産駒のロコポルティとカンピオーネは血統的に注目すべき馬であり、母の父ブライアンズタイムのヴァンヤールは慎重に評価すべきだ。また、大外枠のハピは中京巧者であるため、不利な枠を克服できるか注目したい。最後に、7歳以上の高齢馬ハギノアレグリアスは、データ的には割引きが必要だが、人気の一角であるため、馬券の組み立てには注意が必要だ。