大谷翔平、4安打で活躍!ドジャースの地区優勝に貢献、三冠王も視野に
大谷翔平、4安打で活躍 ドジャースのナ・リーグ西地区優勝に貢献
27日(日本時間28日)、デンバーで行われたロッキーズ対ドジャースの試合で、ドジャースの大谷翔平選手(30)が「1番・指名打者」で出場し、8回先頭の第5打席で左中間への二塁打を放ち、1試合4安打を記録した。
前日のパドレス戦では5打数3安打1打点と活躍し、ドジャースをナ・リーグ西地区優勝に導いた大谷選手。優勝決定翌日のロッキーズ戦でもスタメンに名を連ね、2回の第2打席と4回の第3打席で連続安打を放った。さらに6回の第4打席では特大の54号3ランホームランを放ち、日本選手として初めてシーズン130打点に到達した。2回の出塁後には二盗を決めて今季57盗塁を記録し、イチローがマリナーズ時代の2001年に記録した日本選手最多の56盗塁を更新した。
1試合4安打以上は9月22日のロッキーズ戦以来、今季4度目で、9月に入って3度目となる。この活躍により、打率は3割9厘まで上昇し、ブレーブスのオズナ選手(3割8厘)を抜いてリーグ2位に浮上した。1位のパドレス・アラエス選手の結果次第では、日本選手として初めての三冠王も視野に入ってきた。アラエス選手はこの日のダイヤモンドバックス戦で「1番・一塁」で出場し、第2打席を終えて2打数1安打で、打率は3割1分2厘となっている。
大谷選手の活躍は、ドジャースの地区優勝だけでなく、個人としても歴史的な記録を更新し続けるものとなった。今後の試合でも、彼の活躍が期待される。