大谷翔平、54号3ランで打率急上昇!三冠王への道開ける

大谷翔平、54号3ランで打率急上昇!三冠王への道開ける

ドジャース・大谷翔平、特大54号3ランで打率も急上昇

日本時間28日、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われたMLBの試合で、ドジャースはロッキーズに11-4で快勝しました。この試合で、ドジャースの大谷翔平(30)は「1番・DH」で出場し、特大の54号3ランを含む5打数4安打4打点(1盗塁)の活躍を見せました。打率は.305から.309に急上昇し、リーグ2位のブレーブス・M.オズーナ(.308)を上回りました。トップのパドレス・アラエス(.313)にも一気に迫り、本塁打と打点の“2冠”をほぼ手中に収めています。残り2試合で大逆転の“三冠王”達成も現実味を帯びてきました。

試合の流れ

初回の第1打席では初球を打ちましたが、遊ゴロに倒れました。2回の第2打席では1死一・三塁の場面でタイムリーヒットを放ち、1点を追加しました。直後のM.ベッツ(31)の打席では二盗を決めて、イチローの日本人最多記録を23年ぶりに更新し、シーズン57盗塁を達成しました。

4回の第3打席でもヒットを放ち、6回の第4打席では54号3ラン本塁打を放ちました。4試合ぶりの一発となり、1死二・三塁の場面で2番手A.モリーナを相手に、フルカウントからチェンジアップを完璧に捉え、右翼スタンドへ飛距離133mの特大弾を放ちました。この一発で試合の流れを完全に引き寄せました。

さらに8回の第5打席では、4打席連続となる2ベースヒットをレフトへ放ち、打率は.309に急上昇しました。敵地スタジアムは大谷の“量産モード”を目の当たりにし、一時騒然となりました。

チームの状況

前日はパドレスとの首位攻防戦の最終戦で勝利し、3年連続の地区優勝を決めたドジャースは、この試合でも11得点の快勝で、両リーグトップの96勝に到達しました。チームは残り2試合を残しており、明日は山本由伸(26)が先発します。大谷の大記録達成とともに、ファンの期待が高まっています。

大谷翔平の活躍は、チームの勝利に大きく貢献し、個人としても歴史的な記録に近づいています。残り2試合でどのようなパフォーマンスを見せるか、注目が集まっています。