JALの新プロジェクト「DREAM MILES PASS」発表、北口榛花と加納虹輝が参加

北口榛花と加納虹輝、JAL新プロジェクト発表会に参加

28日、羽田空港の格納庫でJALの新プロジェクト「DREAM MILES PASS」の発表会が行われ、陸上女子やり投げでパリ五輪金メダルを獲得した北口榛花と、フェンシング男子エペ個人で金メダルを獲得した加納虹輝が参加した。

発表会では、メジャーリーグ史上初の50本塁打、50盗塁を達成したドジャースの大谷翔平投手の偉業を記念した特別塗装機「DREAM SHO JET」がお披露目された。大谷選手の3つの写真が大きく描かれたこの特別塗装機の前で、北口は「かっこいい。同じスポーツ選手として憧れが大きい」と感想を述べた。

北口は、自身が特別塗装機に起用された場合のポーズについて質問され、「やりを構えてるところはマスト。さすがに寝そべっている写真が飛行機に載るのは恥ずかしい…」と苦笑いながらも、「それ以外なら喜んでいるところを使ってもらえれば」と話した。

大谷選手の活躍について北口は、「自分も負けたくない、さらに上を目指さない気持ちになる」と述べ、来季に向けての意気込みを語った。「まずはアジア記録。40センチくらい届いていない。記録は歴史に残るもの。どんどん塗り替えられたら」と、具体的な目標を掲げた。

一方、加納も特別塗装機の前で「見るだけでパワーをもらえる」と話し、「大谷選手は期待以上を更新し続けている。自分も期待以上の結果を残し続けたい」と決意を新たにした。自身が特別塗装機に起用される場合のイメージについては、「勝ってマスク取っているところが機体になったら」と語り、勝利の瞬間を飛行機に描かれることを希望した。

北口と加納の両選手は、それぞれの競技で世界の頂点に立つだけでなく、日本のスポーツ界をリードする存在として、今後の活躍が期待されている。特別塗装機「DREAM SHO JET」の披露は、彼らの意気込みをさらに高める契機となった。

JALの新プロジェクト「DREAM MILES PASS」は、スポーツ選手の活躍を称え、その精神を多くの人々に伝えることを目指している。北口と加納の参加は、このプロジェクトの成功への強い意欲を示すものであり、今後の展開に注目が集まっている。