菅田将暉と奥平大兼、映画「Cloud クラウド」公開記念舞台挨拶で個性豊かなファッション対決
菅田将暉、後輩・奥平大兼に敗北!?「緑系で統一している日がすごかった」
俳優の菅田将暉(31)と奥平大兼(21)が28日、都内で行われた映画「Cloud クラウド」(黒沢清監督)の公開記念舞台挨拶に登壇した。
本作は、ネット社会に広がる見えない悪意と隣り合わせの現代社会の恐怖を描いたサスペンス・スリラー。菅田は主演を務め、転売屋で日銭を稼ぐ男・吉井良介を演じた。菅田は本作を見て思わず笑ってしまったと語り、「僕は映画に出てるということもありますが、悪の軍団の皆さんのシーンは見ていないので、笑っちゃいましたね。大笑いではないですが、怖すぎたり、気持ち悪過ぎて笑っちゃうみたいな」と感想を述べた。
イベントでは、おびえた経験についてもトークが展開された。菅田は「大兼くんの私服におびえましたけどね~。この世の20代で一番個性があるんじゃない?」と切り出すと、奥平は「えっ、ウソ!本当ですか? ちょっと荷が重いですけど」と驚きを隠せなかった。
奥平は洋服好きで、自分で作ることもあるという。菅田は奥平の私服について、「ある日の緑系で統一している日がすごかった。カッコ良かったし、(洋服が)好きなんだろうな~という。なんならエメラルドグリーンだった」と明かした。さらに、「俺は勝手に『先輩、Tシャツ、ジーパンで来てんじゃねえよ。弱いな』って言われている気がした」と、謎の敗北感も覚えていたようだった。
奥平はその日の私服を覚えていなかったが、この日の私服について問われると、「今日は結構普通できましたよ。オレンジの短パンに、お笑いコンビ『天竺鼠』の川原(克己)さんが出しているグッズの服を着てきました」と、やはり個性的な選択をしていた。
映画「Cloud クラウド」の魅力
映画「Cloud クラウド」は、現代社会の闇を鋭く切り取る作品として注目を集めている。主演の菅田将暉は、転売屋という特殊な役柄を演じ、その演技力で観客を引き込む。黒沢清監督の独特な演出と、現代のネット社会が生み出す恐怖を描いたストーリーは、観る者に深い印象を残す。
菅田将暉と奥平大兼の関係
菅田将暉と奥平大兼は、年齢の差があるものの、互いに尊敬し合っている。菅田は奥平の個性的なファッションセンスを称賛しつつ、自身の敗北感を冗談交じりに語るなど、和やかな雰囲気で舞台挨拶を進行した。奥平も菅田の言葉に感謝しつつ、自身のファッションへの情熱を語り、観客を楽しませた。
結論
映画「Cloud クラウド」は、現代社会の闇を描いたサスペンス・スリラーとして、観客の心を揺さぶる作品となっている。主演の菅田将暉と後輩の奥平大兼の演技と、個性的なキャラクターが、作品の魅力をより一層引き立てている。舞台挨拶での二人のやり取りも、観客に楽しい時間を提供し、映画への期待を高めている。