秋季静岡県高校野球大会:常葉大菊川、2年ぶりの東海大会出場を果たす

秋季静岡県高校野球大会:常葉大菊川、2年ぶりの東海大会出場を果たす

秋季静岡県高校野球大会の準決勝が行われ、常葉大菊川が東海大静岡翔洋を4―2で下し、2年ぶりの東海大会出場を決めた。試合は初回、常葉大菊川の今泉選手が2死三塁の場面で右翼へ適時二塁打を放ち、先制点を挙げた。その後も堅実な守備と攻撃で試合をコントロールし、勝利を収めた。

常葉大菊川は、22年の東海大会で準優勝するなど、強豪校としての実績を誇っている。この勝利により、10年ぶり5度目の東海大会出場を果たすこととなった。同校の選手たちは、この機会を活かし、さらなる高みを目指す意気込みを見せている。

一方、上位3チームが東海大会に進出するため、もう1枠の争いが注目される。準決勝で敗れた東海大静岡翔洋と聖隷クリストファーが、29日に3位決定戦で対戦し、切符を懸けて激突する。東海大静岡翔洋は9年ぶりの出場を逃したが、3位決定戦での巻き返しに期待がかかる。

また、聖隷クリストファーは、準決勝で掛川西に4―2で敗れたが、3位決定戦での出場権獲得に向け、全力で挑む姿勢を示している。両校の選手たちは、最後まで諦めずに戦い、東海大会への切符を手にすることを目指す。

秋季静岡県大会は、各校の選手たちにとって、東海大会への切符を手にする重要な舞台となっている。今後も、熱戦が繰り広げられること間違いなしで、高校野球ファンの注目が集まっている。