大城卓三の鼓舞で団結、巨人が4年ぶりのリーグ優勝へ全力

大城卓三の鼓舞で団結、巨人が4年ぶりのリーグ優勝へ全力

チームを円陣で鼓舞した大城卓三選手◇プロ野球セ・リーグ 巨人-広島(28日、マツダスタジアム)

引き分け以上で4年ぶりのリーグ優勝が決まる巨人。試合前に大城卓三選手が、円陣を組んでチームを鼓舞しました。

大城選手は、円陣の中心に立ち、力強く次のように語りました。「昨日は自分のバント失敗をみなさんカバーしてくれて、本当にありがとう。今日もお互いにカバーし合って、戦っていきましょう。キャンプが始まってから、とうとうマジック『1』まで来ました。チーム一丸となって、非常にいい戦いができていると思います。全員で力を合わせて、いいイメージを持ってゲームに臨みましょう。絶対に今日決めますよ!いいですか?さあ、いこう!」と、チームの士気を高めました。

前日の中日戦では、大城選手がスタメン出場しましたが、6回に送りバントを失敗。しかし、続く中山礼都選手がヒットを放ち、浅野翔吾選手が押し出し四球を選び、巨人は貴重な2点目を奪いました。この失敗をチームがカバーし、勝利に繋げたことが、大城選手の言葉の背景にあります。

この日の広島戦では、大城選手はベンチスタートとなりましたが、代打や途中出場から、勝負を決めるバッティングができるかどうかが注目されます。巨人は、大城選手の鼓舞とチームワークを活かし、4年ぶりのリーグ優勝に向けて、最後の力を振り絞ります。

マツダスタジアムでの試合は、巨人にとって重要な一戦となります。大城選手の言葉が、チームの一体感を高め、選手たちの闘志を燃やしていることは間違いありません。巨人の選手たちは、この試合で最高のパフォーマンスを発揮し、4年ぶりのリーグ優勝を成し遂げるために、全力で戦うでしょう。