阿部慎之助監督、就任初年度で巨人を4年ぶり39回目のリーグ優勝へ導く
巨人・阿部慎之助監督、就任1年目で4年ぶり39回目のリーグ優勝を達成
28日、巨人が4年ぶり39回目のリーグ優勝を決めました。この偉業を成し遂げた阿部慎之助監督が、試合後にインタビューに応じ、その心境や優勝までの道のりについて語りました。
優勝の感動
優勝したことを改めて聞かれると、阿部監督は「夢の中にいるような感じで、本当に現実かなと思う瞬間もあって感動した」と語りました。この言葉には、長年の努力と苦労が詰まっていることが伺えます。
優勝までの苦難
しかし、優勝までの道のりは決して簡単なものではありませんでした。阿部監督は「(優勝が)ここまでもつれることが一番苦しかった」と明かし、その困難さを強調しました。試合前時点では今季残り3試合という状況で、シーズン終盤まで続いた接戦に「自分で鼓動を感じることが多々あって、緊張感しかなかった」と内に秘めていた思いを語りました。
勝負所での強さ
それでも、チームは勝負所で強さを発揮しました。阿部監督は見事に就任1年目でのリーグ制覇を達成し、その手腕を示しました。特に、リーグ制覇のターニングポイントになった試合について聞かれると、「マツダでの3連勝」と答えた阿部監督。巨人は今季、敵地マツダスタジアムで6月まで一度も広島に勝利できず、「鬼門」といわれていました。
9月の3連戦での勝利
しかし、9月10日~12日の3連戦全てに勝利し、「選手の頑張りでなんとか勝ってくれた。選手が主導でやってくれた」と語った阿部監督。この3連戦の勝利が、チームの士気を大幅に高め、優勝への道を切り開いたと言えます。
チームの成長
さらに、この時期から選手たちがシーズンを通して成長していった様子を感じていた阿部監督は、「特に9月中旬、マジックが点灯して本当のスイッチが入ったように見えた。そこからみんなが同じ方向を向いた」と優勝へ向けチームが一致団結したことを明かしました。選手たちの成長と団結力が、最終的に優勝につながったのです。
MVPの活躍
最後に、今季チームでMVPの活躍は誰だったのか聞かれた阿部監督は「全員。ジャイアンツ全員で勝てた優勝だった」と選手、チームスタッフ含めた全員を褒め称えました。この言葉には、チーム全体の協力と努力が優勝に大きく貢献したことが示されています。
結論
阿部慎之助監督の就任1年目での4年ぶり39回目のリーグ優勝は、選手たちの頑張りとチームの団結力、そして監督の手腕が見事に結実した結果と言えます。今後も、巨人は阿部監督の指導の下、さらなる高みを目指していきそうです。