明大ルーキー白井瑛人、4トライでチームを大勝へ導く!
明大WTB白井瑛人が4トライでチームを大勝に導く
28日、小田原市城山陸上競技場(神奈川)で行われたラグビー関東大学対抗戦の明大対日体大戦で、明大が101-0(前半61-0)の大勝を収め、3勝目をマークしました。この試合で、ルーキーのWTB白井瑛人(1年・桐蔭学園)がチーム最多の4トライを挙げ、今季3戦目で8トライと対抗戦グループのトライランク首位に立っています。
白井瑛人の活躍
試合は前半17分、白井が大外でキックパスを受けて最初のトライを挙げました。その後、21分には逆サイドから走り込んだWTB海老沢のパスを受けて突破し、27分には自ら逆サイドに走り込むと相手タックラーを次々と蹴散らして3本目のトライを決めました。さらに後半早々にも相手パスをカットして4本目のトライを決め、101-0の大勝へとチームを導きました。
高校時代の経歴
白井は昨季の高校ラグビーで春冬連覇を達成した桐蔭学園のメンバーです。神鳥監督は「すごく足が速いというわけじゃないけど、ハードワークしてくれる」と高く評価しています。本人は「高校時代はCTBだったので、WTBだと体を当てる機会が少ないのが物足りなくて、自分から逆サイドへ行ったりしています」と、ハードワークを支えるモチベーションを明かしています。
明大WTB陣の実力者
明大のWTB陣には、昨季の対抗戦トライ王の安田昂平(4年・御所実)や、今夏の日本代表合宿に参加した海老沢琥珀(2年・報徳学園)といった実力者が並びます。しかし、初心者ながら割って入った白井は3試合で8トライを挙げ、対抗戦のトライ王争いでトップを走っています。
今後の意気込み
「トライの数は意識しないけど、桐蔭学園の同期が各大学で頑張っているので、負けたくないです」と白井はキッパリと語ります。スピードやステップよりもパワーでトライを量産する時代のWTBが、大学日本一奪回を目指す明大のエース候補に名乗りを上げました。
明大ラグビー部の展望
明大ラグビー部は、対抗戦での3勝目をマークし、順調なスタートを切りました。白井瑛人の活躍は、チームの士気を高め、今後の試合に向けて大きな期待を寄せられています。今季の対抗戦では、明大がどのような戦いを見せるのか、注目が集まっています。
結論
白井瑛人の4トライによる大勝は、明大ラグビー部の強さを示すものとなりました。高校時代の経験を活かしつつ、大学ラグビーの舞台でさらなる活躍が期待されます。今後の試合でも、白井の活躍がチームの勝利に大きく貢献することでしょう。