明大ラグビー部、101-0の大勝で3戦全勝!新生白井瑛人が4トライで躍進
明大ラグビー部、101-0で圧勝し3戦全勝
28日、小田原城山で行われた関東大学ラグビー対抗戦で、明治大学が日本体育大学を101-0で圧倒し、3戦全勝を達成しました。昨季2位の明大は、この試合で15トライを奪い、今季大学主要リーグで初となる100点ゲームを実現しました。
前週の慶應義塾大学戦では52-7で快勝し、満足のいく結果を残していました。しかし、その直後の試合はしばしば難易度が高くなることが多い中、明大は見事なパフォーマンスを披露しました。神鳥裕之監督は試合後、「慶應義塾大学の後にも良い試合ができるか問われる試合だった。選手たちは80分間戦い抜き、素晴らしいプレーをしてくれた。100点を取ったことはもちろん評価するが、何よりも0点に抑えて試合を終われたことが嬉しい」と語りました。
1年生WTB白井瑛人、4トライでトライ王争い首位に
この試合で特に目立ったのは1年生WTBの白井瑛人選手です。彼は4トライを奪い、3戦連続トライで計8トライを記録。この日の時点で対抗戦トライ王争いのトップに立っています。白井選手は昨季、桐蔭学園高でCTBとして全国制覇を経験していましたが、WTBの経験はなかったとのこと。しかし、高い順応力でフィニッシャーとしての才能を発揮し、チームに大きな貢献を果たしています。
白井選手は「毎試合ポジション争いすることで、自分が成長できる」と語り、チームのWTBの層の厚さを活かして自己成長に取り組んでいることを強調しました。指揮官の神鳥監督も「白井はめちゃくちゃスピードがある選手ではないが、一つの仕事が終わった後すぐに次の仕事に向かう。あらゆる場面でプレーに関わろうとするハードワークが持ち味だ」と評価しています。
チームの成長と今後の展望
今月のテーマは「ネクストレベル」。NO・8の木戸大士郎主将は「成長につなげられたと思う」と語り、チームのさらなる進化に意欲を示しています。白井選手も「ワークレートを意識しました」と明かし、試合中も常に高い集中力を保ち、チームの勝利に貢献しました。
明大ラグビー部は、今季の目標である全国制覇に向けて、着実にステップを進めています。3戦全勝の好スタートを切った彼らの今後の活躍に注目が集まっています。