仙台育英学園秀光ボーイズ、東日本選抜大会への栄光の切符を手にする
仙台育英学園秀光ボーイズ、東日本選抜大会出場を決めた
第36回日本少年野球東日本選抜大会の東北中央支部・東北南支部予選(第11回角田商事杯)が23日、大崎市の松山野球場で行われ、仙台育英学園秀光ボーイズが見事に決勝に進出。宮城仙北ボーイズとともに本戦出場を果たした。また、東北南支部からは山形東部ボーイズ、寒河江ボーイズ、白河ボーイズの3チームが本戦に挑む。
準々決勝と準決勝の激闘
準々決勝では、仙台育英学園秀光ボーイズが仙台泉ボーイズと対戦。延長9回タイブレークの末、8-4で勝利を収めた。この試合では、5番の菊田球成選手の2点打や7番の中村太樹選手の2点二塁打が光り、試合を制した。齋夢海監督(27)は「菊田は試合の中で打撃の状態を修正できた」と評価した。
準決勝では、宮城仙北ボーイズとの対戦となった。試合は1-6で迎えた5回、仙台育英学園秀光ボーイズが8連打など打者12人の猛攻で7点を挙げ、大逆転勝ちを収めた。齋監督は「すごくみんなでつないだ。打つべき球をしっかりと振れていた」と称えた。
指揮官の手腕
齋監督の手腕も試合の勝敗に大きく影響した。準々決勝では9番の宮野瑛心選手を準決勝で4番に抜てきした。この決断は大正解で、宮野選手は初回に先制二塁打を放つなど、4打数3安打2打点の活躍をみせた。齋監督は「打順を代えるか悩んでいたが、選抜大会出場も決めたので…」と振り返った。
新チームでのリベンジ
6月の選手権大会東北中央支部予選の決勝で敗れた宮城仙北ボーイズに、新チームで“リベンジ”を果たした。齋監督は「東北の代表として恥ずかしくない戦いをしたい」と意気込んでいる。今回の大会は東北中央支部と東北南支部の合同大会であり、決勝で東北南支部“代表”を蹴散らし、東北王者として選抜大会に臨むつもりだ。
仙台育英学園秀光ボーイズの登録メンバー
2年生
- 坪郷心栄(主将)
- 中村太樹
- 菊田球成
- 渡部瑛介
- 宮野瑛心
- 畠山心伴
- 佐々木士紗
- 杉崎斗俄
- 宗形遼馬
- 高田一成
1年生
- 高橋快知
- 影山隼也斗
- 八重樫嶺大
- 伊藤悠羽
- 坪郷煌心
- 野口真希斗
- 渡邉怜介
- 持永羽慶
- 浅野聖怜
仙台育英学園秀光ボーイズは、若手選手たちの活躍と齋監督の手腕によって、東日本選抜大会への出場を果たした。今後の活躍に注目が集まる。