錦織圭、木下グループジャパンオープンで8強進出!次戦はデンマークのホルガー・ルーネとの激突
男子テニス、木下グループジャパンオープン:錦織圭が8強入り
2024年9月28日、男子テニスの木下グループジャパンオープン(Kinoshita Group Japan Open Tennis Championships 2024)でシングルス2回戦が行われ、錦織圭(Kei Nishikori)が6-2、6-3でジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)を破り、8強入りを果たした。
錦織は、けがに悩まされ続け、今年5月の全仏オープンテニス(French Open)で約3年ぶりの四大大会(グランドスラム)出場を果たした34歳のベテラン選手だ。この日の試合では、1時間22分で勝利を収めたものの、そのパフォーマンスに浮かれることなく、冷静な姿勢を保っていた。
2014年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2014)では決勝まで進出するなど、かつては世界ランク4位にまで上り詰めた錦織だが、現在は200位にまで順位が下がっている。試合後、錦織は「1試合なので油断はできない」と語り、「今日の試合だけ見れば本当に良かったが、毎回対戦相手は違うから1試合だけで判断できない」と慎重な姿勢を示した。
「今日の試合は本当に良い感じだった。日本でたくさんのファンの方の応援を受けていたからかもしれない。海外でもこの調子を維持できれば、もっと自信が持てると思う」と、錦織は自身のパフォーマンスについて語った。
準々決勝では、第6シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)との対戦が決まった。ルーネは、西岡良仁(Yoshihito Nishioka)を6-2、6-4で破り、8強入りを果たしている。ルーネは錦織について、「子供のころから彼をたくさん見てきたから、試合を楽しみにしている」と語っている。
錦織とルーネの対戦は、両者の経験と若さがぶつかり合う興味深い一戦となりそうだ。錦織は、長年の経験とファンの応援を武器に、さらなる活躍を期待されている。一方、ルーネは、若さと勢いを活かして、錦織との対戦に臨む。
この試合は、両者の実力が試される重要な一戦となり、テニスファンにとって見逃せない試合となること間違いなしだ。錦織の今後の活躍に注目が集まっている。