『Re:Born』で再び輝くE’LAST、逆境からの挑戦と成長

『Re:Born』で再び輝くE’LAST、逆境からの挑戦と成長

サバイバル番組『Re:Born』 ボーイズグループリアリティサバイバル番組『Re:Born』第1話で優勝候補と目されたグループが逆境を語る

『Re:Born』は、韓国で既にデビューを経験したK-POPボーイズグループ12組が、日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げる番組です。AIMERS、BeMAX、BXB、DIGNITY、DKB、DXMON、EASTSHINE、E’LAST、L5ST、WAKER、WEUS、XODIACが出演しており、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』『SHOW ME THE MONEY』を手がけた日韓トップクラスの制作陣が集結しています。番組のMCは「アジアのプリンス」として知られるチャン・グンソクが務めています。

最初にパフォーマンスを見せたのは、2020年6月にデビューしたE’LAST。優勝候補と目されることもあり、6人がステージに上がると、大きな注目が集まりました。美しいビジュアルの6人を見たチャン・グンソクは、「本当に皆さんカッコよくて、僕が隣に立てるか心配でした。すでに隣にいる僕にも緊張感が押し寄せてくるくらいに、背が高くてとても綺麗で、かっこいいグループです」と絶賛しました。

メンバーのロミンは「ビジュアル、実力、魅力を兼ね備えたグループです。一生懸命準備した分、しっかりお見せしたいと思います」とグループについて紹介しながら意気込みを語りました。さらにチャン・グンソクが出演を決意した理由を尋ねると、ロミンは「僕たちは、実はコロナの時期にデビューしたんです。デビューの頃からファンの方や大衆の方々にお会いすることができなかったので、こうして進展がないまま、いつの間にか5年目を迎えてしまいました」と辛そうに振り返りました。

ステージでは、「Thrill」という曲のパフォーマンスを披露したE’LAST。迫力あるラップに始まり、シンクロ率の高いダイナミックなパフォーマンスを見せていく。後半では日本語の歌詞を見事に歌唱して、見守る他グループの度肝を抜きました。

審査員のキム・テウは「最初のステージでプレッシャーだったと思いますが、思っていた以上にとてもレベルが高いステージでした。そしてJ-POP色が強い曲を選んでいたので、日本のファンの皆さんの心を揺さぶるステージだったと思います」とコメントしました。またシン・ユミは「面識のあるメンバーもいたので、すごく期待していました。私の期待に応えてくれるステージだったと思いましたし、力強く歌う姿が私の心にすごく響きました」と絶賛しました。

そして「ここからは少し厳しく行きたいと思います」と前置きしたダンサーのヒョジン・チョイは、「2~3人で踊る場面で、それ以外の人はそのまま後ろに立っていた部分があったんです。そういう部分が残念でした」と指摘しました。しかしその後「力強いだけでなく、途中途中でセクシーな動きを入れたことでより曲が心に響いて、とても良かったと思います」と称えていました。

E’LASTの逆境と挑戦

E’LASTは2020年6月にデビューし、コロナ禍という厳しい状況下で活動を開始しました。ファンや大衆との直接的な交流が制限され、デビュー当初から活動の停滞を余儀なくされました。その結果、5年目を迎えても大きな進展が見られず、メンバーたちは大きな挫折感を抱えていました。

しかし、『Re:Born』という新たな舞台を通じて、彼らは再び輝きを取り戻そうとしています。ロミンの言葉通り、E’LASTはビジュアル、実力、魅力を兼ね備えたグループであり、その実力は最初のステージで証明されました。彼らのパフォーマンスは、審査員からも高い評価を受け、特に日本語の歌唱力は他のグループを驚かせるほどでした。

番組の意義と期待

『Re:Born』は、既にデビューを経験したK-POPボーイズグループが、新たな挑戦を通じて再び輝きを取り戻す機会を提供しています。E’LASTの例のように、逆境を乗り越えて再起を図るグループの姿は、多くの視聴者に勇気と希望を与えることでしょう。

番組のMCを務めるチャン・グンソクは、自身の経験を活かして、参加グループをサポートする役割を果たしています。彼の存在は、番組の質を高め、視聴者にとってより魅力的なコンテンツを提供しています。

今後の展開

『Re:Born』は、今後も各グループがどのような成長と変化を遂げるのか、注目を集めそうです。E’LASTをはじめとする参加グループが、どのようなパフォーマンスを披露し、どのような評価を受けるのか、今後の展開に期待が高まっています。

番組を通じて、K-POPの魅力を日本に広め、新たなスターの誕生を期待する多くのファンが、『Re:Born』に熱い視線を注いでいます。E’LASTの逆境からの再起は、彼らの努力と才能が認められる素晴らしい例であり、今後の活躍に大きな期待が寄せられています。