ドジャース・山本、119日ぶりの7勝目で地区シリーズ先発も決定!

ドジャース・山本、119日ぶりの7勝目で地区シリーズ先発も決定!

ドジャース・山本、119日ぶり7勝目を挙げ地区シリーズ先発も告げられる

2024年9月28日、デンバーで行われたナ・リーグの試合で、ドジャースがロッキーズを13-2で破り、勝利を収めた。この試合で、ドジャースの山本投手が119日ぶりの7勝目を挙げ、レギュラーシーズン最後の登板を成功させた。山本はロッキーズ打線を5回4安打2失点に抑え、右肩腱板損傷からの復帰4戦目で初白星を挙げた。さらに、デーブ・ロバーツ監督から10月6日(日本時間7日)の地区シリーズ第2戦での先発も告げられた。

試合後、山本は「何とか間に合った。回を重ねるごとにしっかり自分の感覚で、良いリズムで投げていけた。凄く良い登板だった」とコメントした。前回の登板以降、発熱するなど体調を崩していたが、前夜に十分な睡眠を取って回復に努めた。初回に1点を失ったが、許した2安打はともに打ち取った当たりだった。最速96.6マイル(約155キロ)の直球に加え、カーブとスプリットが効果的に機能し、4回、5回は3者凡退と、試合が進むにつれて内容が良くなった。

山本の白星は6月1日のロッキーズ戦以来となる。大リーグの歴代投手最高額の12年総額3億2500万ドル(決定時約462億円)の大型契約で加入し、離脱もありながら1年目のレギュラーシーズンは18試合で7勝2敗、防御率3.00で終えた。ポストシーズン(PS)に向けては「負けられない試合。全力を尽くして勝つことだけを考えて投げていけたら。しっかり責任を持って投げたい」と決意を示した。

6月中旬から約3カ月間離脱し、復帰まで時間をかけたのも、世界一を目指すPSでチームに貢献するためだった。「ケガした分、得られることもたくさんあった。リハビリ期間の成果、取り組みを、ここからさらに出せたら」と力強く語った。

山本の復帰と活躍は、ドジャースのポストシーズンでの戦力強化に大きく貢献するものと期待されている。彼の存在は、チームの士気を高め、地区シリーズでの勝利に向けた強い意気込みを示している。山本自身も、チームの目標達成に向けて全力で取り組む姿勢を示しており、ファンや関係者の期待は高まっている。

今後の地区シリーズでの活躍に注目が集まる中、山本の復帰はドジャースにとって大きな力となることだろう。彼の投球とチームの戦略が、世界一への道を切り開くことを期待したい。