ナムラクレア、G1スプリンターズSで惜しくも3着、来春高松宮記念への挑戦を誓う
中山11R スプリンターズS
4番人気のナムラクレアが3着でレースを終え、最速の上がり3F33秒2で外から伸びたが、首+首差で3着に終わった。これはG1レース8度目の出走で、これまでの成績は【0・2・3・3】。再びあと一歩で涙をのんだ。
初騎乗を務めた横山武騎手は、「残念です。ペースが速くなってポジション争いが厳しくなると思っていた。そこで位置を取り切れなかったのが敗因の一つ。理想はトウシンマカオの位置。ごちゃつきそうだったのでスムーズさを優先させ、4コーナーで外を回ったが、直線はよく伸びた。内容は良かったが、結果だけですね…」と、無念の表情を浮かべた。
また、長谷川師は「今日の走りを見れば力の衰えは感じなかった。来年で6歳になるけど中京の方が合うと思う。オーナーとの相談になりますが、そこでチャンスをつかめれば」と、来春の高松宮記念への挑戦を示唆した。
ナムラクレアは、これまでのG1レースでの活躍が注目されており、今回の3着もその実力を示すものとなった。しかし、わずかな差で上位に入ることができなかったことは、今後のレースに向けて課題となる。長谷川師の言葉通り、来春の中京でのレースが、ナムラクレアにとって新たなチャンスとなることが期待される。
横山武騎手の初騎乗も、レースの展開に合わせた戦略が評価される一方で、最後の直線での追い上げが足りなかったことは、今後の参考となるだろう。ナムラクレアの今後の活躍に注目が集まる。