広島市西区の道路陥没事故:住民の避難生活と復旧への取り組み
道路陥没事故:広島市西区で住民の避難が続く
広島市西区で発生した道路陥没事故の現場を、国土交通大臣の斉藤鉄夫氏が視察しました。この事故により、周辺の住民はホテルや公民館での避難生活が続いています。
和田萌花記者の報告によると、「建物は傾いたままですが、埋め戻し作業が完了し、道路はかなり整備されています」とのことです。広島市によると、道路は約30mと40mにわたり陥没し、28日に埋め戻し作業が完了しました。
斉藤鉄夫国土交通大臣は、傾いている建物の状況などを詳細に視察しました。近隣の住民からは、「近所の方はお家に帰れないという話を聞いているので、1秒でも早く元の姿に戻ってほしい」との声が上がっています。
市によると、観音小学校の避難所は29日に閉鎖され、4世帯6人が近くの公民館に移動しました。最大で35世帯65人が避難しており、市はホテルを用意するなど、対応を進めています。
この事故により、住民の日常生活に大きな影響が出ています。市は、早期の復旧と安全確保に全力を尽くす方針です。また、避難生活を余儀なくされている住民への支援も引き続き行うとしています。