伊藤健太郎、大河ドラマ初出演で話題に、過去の事件と事務所移籍の影
伊藤健太郎、大河ドラマ『光る君へ』に初登場
9月29日に放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』に、俳優の伊藤健太郎が初登場しました。伊藤は大河ドラマ初出演で、若武者「双寿丸」を演じました。この役はセリフはなかったものの、今後重要な役回りとなることを予感させる登場シーンとなりました。
視聴者の反応
X(Twitter)では、伊藤健太郎の登場シーンに対する反応が多数寄せられました。多くの視聴者が彼の魅力を称え、以下のようなコメントが見られました。
- 「双寿丸の登場シーン、まるで夢の中のような、幻想的な美しさ。健太郎君の魅力を存分に生かした、素晴らしい演出に感謝」
- 「今日の登場シーン、一瞬でもブッ刺さりました」
一方で、否定的な意見も一部見られました。
- 「#光る君へ はどうして伊藤健太郎をキャスティングしちゃったんだろうね…アシガールの若君は凄い良くて好きだったんだけど、あの事件で一気に覚めちゃったのよ」
- 「役者さんとしてはとてもいいことは重々承知で、伊藤健太郎の素行の悪さが光る君へに傷をつけませんように。ほんとにだよ…」
- 「うーん…。配役発表時も思うけど、伊藤健太郎がすっかり許されて、プロデューサーのラブコールによって大河にまで出るのはやっぱりなんか引っかかるわ。業界的には好かれてるか知らんがね」
伊藤健太郎の過去と復帰
伊藤健太郎は2020年、乗用車を運転中にバイクと衝突事故を起こし、バイクに乗っていた男女2人が負傷しました。事故後、そのまま走り去ったとして道路交通法違反などの容疑で逮捕されました。この事件により、伊藤は出演予定だったドラマなどから降板し、芸能活動を一時停止しました。しかし、2021年6月に俳優活動を再開し、NHKの朝ドラ『スカーレット』以来、再びNHKの作品に出演することになりました。
『光る君へ』のチーフプロデュー�ーサーや演出家は、伊藤がブレイクするきっかけとなった『アシガール』(2017年)や『スカーレット』(2020年)と同じチームであることが、今回の出演につながったとされています。
事務所移籍と金銭トラブル
伊藤健太郎の復帰は、単純な「禊」が済んだというわけではありません。9月25日の『デイリー新潮』によると、伊藤が所属事務所を移籍する際、金銭トラブルが発生していたと報じられています。伊藤の芸能活動停止により、スポンサーやテレビ局から違約金が請求され、所属事務所がそれを肩代わりしたそうです。復帰後も、事務所は伊藤の面倒を見続けていました。
しかし、9月10日に伊藤は事務所を退所しました。事務所の手厚いサポートを受けつつ復帰を果たしたにもかかわらず、仕事が軌道に乗ってきた途端の退所に、芸能界では「不義理すぎる」という声が出ています。伊藤には、違約金の支払いが2億円以上残っているとのことです。
視聴者の悲しみ
Xでは、伊藤健太郎の事務所移籍に対する悲しみの声も見られました。
- 「伊藤健太郎君が大河に出られて嬉しいけど、お世話になった事務所から移籍。芸能界のことはわからないけど、お世話になったのに不義理かなと悲しくなりました」
- 「リアル恩知らずきたよ」
今後の展開
伊藤健太郎が演じる「双寿丸」は、物語の終盤で重要な役割を果たす予定です。特に、主人公まひろ(吉高由里子)の娘・賢子が双寿丸に惹かれていくという展開が予想されています。今後の『光る君へ』の展開に注目が集まっています。
伊藤健太郎の復帰とその影響について、視聴者や業界関係者の反応は分かれています。彼の演技力と魅力は認められているものの、過去の事件や事務所移籍の問題が、彼のキャリアにどのような影響を与えるかは、今後の展開次第と言えるでしょう。