三木つばき、世界選手権2連覇とミラノ五輪メダル獲得に挑む

三木つばき、世界選手権2連覇とミラノ五輪メダル獲得に挑む

三木つばき、新シーズンに意気込む

スノーボード女子パラレル大回転で2023年世界選手権覇者の三木つばき(浜松いわた信用金庫)が30日、浜松市で記者会見を開き、新シーズンへの意気込みを語った。11月末に開幕するワールドカップ(W杯)に向けて、三木は「世界選手権での2連覇が大きな目標。W杯では全試合の70%でベスト4に進出し、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けても一歩先に進めたら」と力強く語った。

三木は9月1日から所属先の浜松いわた信用金庫と新たに3年契約を締結。10月1日からはスウェーデンなどヨーロッパでの練習に取り組む予定だ。夏場は筋力アップに注力し、体重も約3キロ増えて、体づくりに手応えを感じているという。「この1、2年の積み重ねが生きてきた」と、充実した表情を見せた。

三木つばきは、2023年世界選手権での優勝を皮切りに、国際大会での活躍が期待されている。新シーズンでは、世界選手権での2連覇を目指すだけでなく、W杯での安定した成績を残し、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪でのメダル獲得に向けた準備を着実に進めていく。

三木の目標は明確で、その意気込みは周囲にも伝わる。彼女の挑戦は、日本のスノーボード界にとって大きな励みとなることだろう。新シーズンの活躍に注目が集まる。