友野一希、近畿選手権男子ショートプログラムで首位発進!五輪プレシーズンに新たな決意

友野一希、近畿選手権男子ショートプログラムで首位発進!五輪プレシーズンに新たな決意

男子ショートプログラム 友野一希が首位発進

28日、大阪府立臨海スポーツセンターで開催された第2日目の近畿選手権男子ショートプログラム(SP)で、友野一希(26歳、第一住建グループ)が88.76点を獲得し、首位発進を果たした。友野は世界選手権3度出場の実力者で、競技者としての成長を誓い、今季は「勝つ」をテーマに掲げている。

友野は「アフリカン」な世界観に合わせたカラフルな衣装をまとい、冒頭の4回転-3回転の連続トーループと4回転サルコーを成功させた。トリプルアクセル(3回転半)ではミスが出たものの、「ここまでまとめられて良かった。素直に、いい演技ができたと思う」と満足感を示した。

友野は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪(オリンピック)のプレシーズンとなる今季、新たな決意を胸に臨んでいる。「今まで競技をやってきて、楽しい選手、というイメージがあると思うけど、まだメダルもたくさん取れていない。スケーターとしても競技者としてもトップに行くことが目標」と語り、強い意気込みを示した。

24日には、第一住建グループとの所属契約を結んだことを発表。「オリンピックまで一緒に上り詰めていきたい」という思いを胸に、今季からより一層勝ちにこだわっていく姿勢を示している。

友野の演技は、技術的な完成度だけでなく、表現力の豊かさも評価された。彼の演技は、観客を魅了し、審査員からも高い評価を得た。今後も、友野の成長と挑戦に注目が集まる。

近畿選手権は、友野にとって重要なステップとなる大会だ。今季の目標を達成するために、彼は一歩ずつ着実に前進し、世界の舞台での活躍を目指している。友野の今後の活躍に期待が高まる。