「悪魔なカノジョは裁判官」: パク・シネとキム・ジェヨンの火花に視聴者騒然!
韓国の国民的人気女優パク・シネが主演を務める韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」の第3、4話が9月28日までに配信された。このドラマは、地獄から来た血も涙もない“悪魔”カン・ビンナ(シネ)と熱血刑事ハン・ダオン(キム・ジェヨン)が繰り広げるコミカル・ファンタジー・アクションで、2週目はシネとジェヨンが作り出すケミに注目が集まった。
第3、4話では、親子3人が乗った自動車の転落死亡事故から始まる事件をビンナが裁いていく展開が描かれている。ビンナは、他人の命を奪った犯罪者たちを地獄に引きずり込む使命を課され、地獄からやってきた。2話ラストでは、ダオンが「人を殺したことがあります。それも3人も」と言った言葉を真に受けたビンナが、悪魔の剣でダオンを刺し殺すという衝撃展開があったが、それはウソだった。ダオンは悪魔バエル(シン・ソンロク)の力で生き返り、誤った審判をしたビンナはさらに重い使命を課されてしまった。
その“悪魔審判未遂”事件以来、ビンナの正体が気になってしかたないダオンは彼女にロックオン。3話では、嫌がるビンナと刑事根性丸出しで彼女に張り付くダオンのコミカルな掛け合いが視聴者を楽しませた。ビンナは「驚くと思うけど、私は地獄から来た。3カ月前に死んだカン・ビンナの体に憑依している悪魔なの」とあっさり告白するが、ダオンは“ヘビに睨まれたカエル”状態。腹部を刺された記憶が鮮明に残っているダオンは、ビンナの脅しに屈することなく、しつこく追い回し始めた。
ダオンの情熱は、一晩中ビンナの家の前で張り込みするほど。2人で被告人に話を聞きに行くシーンで、ビンナが「もういい。行きましょう」と聞き込みを邪魔すると、ダオンはこっそり首にかけていた十字架を切り札とばかりにチラつかせ、彼女の口を封じる技まで編み出した。十字架を目にしたビンナは「ギャァァ!」と強烈なダメージを受けるコミカルな悪魔っぷりがまた楽しい。
2人のケミに、視聴者からも「楽しい」「かわいすぎる」「冷たいビンナと熱いダオンのコンビ、いいね」「2人のケミにハマりそう」の声が続々と寄せられた。ビンナ役のパク・シネは、「美男<イケメン>ですね」(2009年)や「相続者たち」(2013年)、「ドクタースランプ」(2024年)などヒット作を多く持つ、言わずと知れた人気女優。一方、ダオン役のキム・ジェヨンはモデルデビュー後、俳優としても「100日の郎君様」(2018年)のムヨン役や「月水金火木土」(2022年)の“スーパースター”カン・ヘジン役で注目を集めてきた。
3話終盤では、ダオンのふいの涙に、ビンナがハートをつかまれる展開。涙の粒がツー…と静かに流れていく繊細な泣き顔がまた、美しい。「もう困らせません」「もうあなたに興味を持ちません」「では、元気で」と、まったく連絡をよこさなくなってしまったダオンの気を引きたくて、4話では、ビンナがありえないほど悪魔的な手段に打って出る。
DVや児童虐待、保険金殺人といった極悪事件の加害者を悪魔裁判にかけて“同じ目に遭わせる”という強烈な勧善懲悪ストーリーに加え、悪魔なビンナと真面目な刑事ダオンのラブコメディー要素も強い同作。2人が今後、どんなケミを見せてくれるのかも楽しみだ。
「悪魔なカノジョは裁判官」は、ディズニープラスのスターにて毎週金・土曜に1話ずつ配信中(全14話)。