「SHOGUN 将軍」主演アンナ・サワイ、エミー賞主演女優賞受賞

「SHOGUN 将軍」主演アンナ・サワイ、エミー賞主演女優賞受賞

エミー賞主演女優賞に選ばれたアンナ・サワイ

ニュージーランド生まれの日本人女優、アンナ・サワイ(32)が、21日放送のTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜夜10:00)のインタビューに応じ、女優業を始めるきっかけについて語った。サワイは、米テレビ界のアカデミー賞とも呼ばれる「第76回エミー賞」で、ドラマシリーズ部門の主演女優賞を受賞した。

「SHOGUN 将軍」での輝かしい成績

サワイが主演を務めた「SHOGUN 将軍」(日本ではディズニープラスで配信)は、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞など主要18部門を獲得。サワイは主演女優賞に輝いた。この作品は、細川ガラシャをイメージさせる役どころで、劇中ではなぎなたを扱うシーンもあった。役作りのため、サワイは10カ月間、ほぼ誰かと遊びに行くこともなく、割と引きこもって撮影に挑んだという。

女優業の始まり

サワイは10歳の時に父親の仕事の関係で日本に移り、2004年にミュージカル「アニー」の主人公役に抜てきされた。そのきっかけは、母の尽力だった。「母がアンナに合うものを調べていたら、『アニー』のオーディションの情報が出てきたので、受けたら合格した」と振り返る。

母の教え

母の教育は、サワイの人生訓となっている。「母の教えがすべてですよね。努力すれば何かが実るし、みんながやっていないことをやりたいなら、みんなが遊んでいる時にちゃんと練習しなさいというタイプだった」と語る。その教えが、サワイの成功に大きく寄与している。

「アニー」への道のり

「アニー」のミュージカルは、実は最初のオーディションでは落選していた。「アニーのミュージカルも1回目は受けて落ちた」という経験があった。しかし、その時に母の教えが生きた。「それで次の1年間、本当に365日、学校が終わったら家に帰って、発声練習を自分でやってというのを続けたら、翌年アニーになったので。その時に、母が言うようにやっていれば、こうやってちゃんと目標を達成できるんだなと思った」と感謝の言葉を述べた。

今後の展望

サワイは、今回のエミー賞受賞を契機に、さらなる活躍が期待されている。彼女のストイックな姿勢と、母からの教えが、今後のキャリアを支えていくことだろう。サワイの今後の活躍に注目が集まっている。