日向坂46宮地すみれ、加入3年目で新たな挑戦「衝撃のソロ歌唱、地元横浜アリーナでの座長」
日向坂46の宮地すみれ(18)が、加入3年目の誓いを立てた。5日からは東京・有明アリーナで「日向坂ミュージックパレードLIVE」、23日からは地元横浜アリーナで「12thシングルひなた坂ライブ」が開催される。
宮地は、あざといとイジられるほど人懐こいキャラクターと、パフォーマンスへの真摯な熱意で、ファンをとりこにしている。リハーサル真っ最中の多忙な時期にもかかわらず、丁寧に質問に答えた。
「日向坂ミュージックパレードLIVE」は、宮地ら四期生の日本テレビレギュラー番組「日向坂ミュージックパレード」(木曜深夜0時59分)にとって初のライブ。2日間で3公演を開催し、番組と同様に日向坂46以外の楽曲も多数歌う予定だ。
「3公演を通すと、四期生11人全員がソロ歌唱を披露します。私はまだ番組でソロで歌ったことがないので、ライブが初めてになります。すごくファンの皆さんがビックリするんじゃないかな、と思う曲を選ばせていただきました。普段の声とは違うような曲にしたつもりです。衝撃を与えたいです。ウフフ(ハートマーク)」
22年9月の加入以来、3回目の四期生単独公演となる。「みんな精神的にもまた一歩大人になったと思います。一体感や、またみんなで乗り越えていくぞ、っていう気持ちが強くなった気がします」と分析した。
最新シングル「絶対的第六感」収録のひなた坂楽曲「君を覚えてない」で自身初のセンターを任された宮地は、ライブでも座長を務める。「プレッシャーは、すごくあります。でも加入3年目のスタートをひらがなの座長として迎えられるのはすごくうれしいです」と心境を明かした。
「先輩方も一緒にいる中で、引っ張っていく、というのが初めての感覚です。『支えたい』と思ってもらえるような、みんなに安心してもらえるような、堂々と立っていられる人に成長したいと思っています」
横浜アリーナには特別な思いがある。「去年のツアーで『期待してない自分』のセンターをやらせてもらった思い入れのある場所です。前作のけやき坂のメンバーが頑張ってくれたからこそ大きな会場に立てるんだと思いますし、やっぱり地元なので気合が入ります!」と笑みを浮かべた。「メンバー1人1人が抱えている思いをパワーに変えて、パフォーマンスに昇華できるように引っ張っていきたいです。日向坂46のみんなにも刺激を与えられるようなライブにしたいです!」と宣言した。
テレビ東京「日向坂で会いましょう」(日曜深夜1時20分)では、天然のあざとさが特長のキャラクターで愛されている。「番組を通して、自分でも知らなかった私を発掘してもらいました。バラエティーに苦手意識があったんですけど、どんどん自分を出していいんだ、と思えるようになりました」と感謝した。
スレンダーな体形と長い手足を生かしたパフォーマンスは見る者を引きつける。「ずっとパフォーマンスにこだわって研究してきました。ステージの私も本当の私なので、いつもイジられているふわふわした私じゃない一面も届けられると思います」とうなずいた。どのシーンの「宮地すみれ」も、日向坂46にとって貴重な武器になる。