【ススキノ事件】田村瑠奈被告の父親、娘の性行為とSM練習の詳細証言
10月1日午前11時から、札幌地方裁判所で母親の田村浩子被告(61)の4回目の公判が開かれました。この公判では、弁護人から提出された田村瑠奈被告(30)の音声データが初めて公開されました。その後、修被告(60)が出廷し、証人尋問が行われました。
修被告は、瑠奈被告が5月28日に車に戻ってきた際の状況について証言しました。瑠奈被告はホテルに連れていかれ、性行為を迫られたと述べました。修被告は、瑠奈被告が避妊具を使用することを条件に同意したが、最後の行為で避妊具が外され、約束を破られたと証言しました。
瑠奈被告は、その日の夜に性行為の詳細をメモし、スマートフォンで撮影したものを裁判で示しました。修被告は、瑠奈被告が性行為に興味があったと証言し、その際の感情は淡々としていたが、全体的に気分が高まっていたと述べました。
また、修被告は被害男性との関係について、直接会って謝罪したいと瑠奈被告が話していたと証言しました。修被告自身は、時間が経てば感情が薄れることを望んでいたと述べました。
瑠奈被告と修被告は、被害男性を探しにススキノへ行ったと証言しました。瑠奈被告は被害男性がよく行く場所を知っていたとされ、クラブやスリラーバーのイベント会場を探したと述べました。修被告は、被害男性を見つけた際の瑠奈被告の様子について、楽しそうに握手をしていたと証言しました。
瑠奈被告は、被害男性から謝罪を受け、次に会う約束をしたと述べました。次回の会う日は7月1日と決まったが、瑠奈被告の仕事の都合で延期されたと証言しました。
さらに、修被告は21日夜に瑠奈被告とSMの練習をしたことを証言しました。瑠奈被告が「前回責められたから今回は私が攻める」と言い、約1~2分の短い時間で行われたと述べました。具体的には、修被告が正座して目を閉じ、瑠奈被告が後ろから触れて「どう?」と尋ねたとのことです。
公判中、浩子被告はモニターの方をまっすぐ見続けました。