日本女子ミニマム級王者ロリト麻理菜、2本目のベルトと世界への挑戦を誓う
10月20日、大阪・豊中市の176BOXで、日本女子ミニマム級王者ロリト麻理菜(30)がWBOアジアパシフィック同級王座に挑む。対戦相手はモンブランみき(32)で、8回戦の王座決定戦が行われる。
ロリト麻理菜は、試合が決まらず苦しい時期もあったが、「最高の形で試合が決まり、今年初めに掲げた2本目のベルト獲得を達成したい」と意気込んでいる。彼女は、ボクサーとしてだけでなく、1人の女性としても現役生活の区切りを設けている。「自分の中では今年、そして来年で終えることを考えています」と語る。
ロリトの夫は、日本非公認のIBO世界ライトフライ級の元世界王者レイ・ロリト氏(33)。熱烈なアプローチから、トレーナーを通じて結ばれた。
ロリト麻理菜は、2本目のベルト獲得だけでなく、その先にある世界タイトル獲得を目指している。「来年、チャンスがあれば世界挑戦したい」との思いを胸に、今回の試合を試金石として臨む。