逢坂良太、鈴木崚汰、谷江玲音が語る『妖怪学校の先生はじめました！』の舞台裏と演技の難しさ

主人公の安倍晴明は、ビビりで泣き虫な新米教師。憧れの職に就いた喜びもつかの間、赴任先は妖怪たちの学校だった。教壇についた晴明が体験するのは、人間社会とは異なる価値観を持つ妖怪生徒たちと、ヘタレな人間教師である晴明との奇妙でにぎやかな学園ライフだ。

公式サイトでは「愉快☆痛快☆妖怪☆学園コメディ！」と謳われる本作の魅力について、安倍晴明役の逢坂良太、佐野命役の鈴木崚汰、狸塚豆吉役の谷江玲音にインタビューが行われた。

逢坂は、コメディ作品の演技について「深く掘り下げるとめちゃくちゃ難しい」と語り、「笑わせなきゃ」という雑念が入ると演技が固まってしまうと述べた。そのため、コメディの演技は1人で考えず、現場の空気や他のキャストとの掛け合いが重要だと強調した。

鈴木も同様に、この作品はノリの軽い笑いが多いとし、「緻密に作り込んだお笑いにしようと思うと、ちょっと雰囲気が違う」と述べた。佐野命という役柄のバランスを取るのが難しかったと語り、クールなキャラクターとしての笑いを成立させることが大変だったと振り返った。

谷江は、全力で役に取り組むことが重要だと語り、「全力さが欠けてしまうと笑いにも繋がらなくなってしまう」と述べた。また、現場で感じた他のキャストの印象について、逢坂はお茶目でバランスの良い演技をしてくれると評価し、鈴木は年齢が若いのに落ち着いた演技ができると賞賛した。谷江自身は、最初は緊張していたが、収録が進むにつれて成長を感じたと語った。

谷江は、逢坂の演技に多くのことを学んだと述べ、「自信を持って演技に臨む姿勢が一番勉強になった」と語った。また、鈴木の佐野命の演技から多くの刺激を受けたと語り、自身の演技に活かせたと述べた。

最後に、『妖怪学校の先生はじめました！』は老若男女、誰でも楽しめる作品だと語り、気楽に観て、たくさん笑って楽しんでほしいと述べた。特に1話完結の話が多いので、気が向いた時にいつでも観てみてほしいと語った。