河合優実、新CM女王の座に迫る:綾瀬はるかの地位揺るぐ、本田翼の軌跡を重ねる下剋上の行方
河合優実(23)が最近、テレビで見ない日がないと話題になっている。9月に入り、河合はサントリー、ユニクロ、森永乳業、木下工務店、味の素の5社の新CMに出演中で、まるでテレビジャック状態となっている。
河合が注目を集めたのは、今年1月期放送の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)での昭和の女子高生役だった。この役で、CM契約が2本から7本に増えた。今年7月に「ニホンモニター株式会社」が発表した「2024上半期タレントCM起用者数ランキング女優部門」で、河合は第20位にランクインし、有村架純(31)や石原さとみ(37)、広瀬アリス(29)らと肩を並べた。視聴率がさほど良くなかったドラマで、これほど好感度が上がるのは極めてレアケースだ。
一方、永野芽郁(25)は、2026年度の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で主演の仲野太賀(31)が演じる豊臣秀長の初恋の女性にキャスティングされた。永野は18年度前期のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でのヒロインぶりで幅広い視聴者層に愛されており、CMでは「クノールカップスープ」(味の素)で見せる表情が「癒やされる」と評判だった。SNSでは、永野の笑顔とスープから立ち上る湯気が絶賛され、商品の認知度を高めた貢献者として評価されていた。
また、ユニクロのCMでも世代交代の動きが見られる。9月9日からの「LifeとWear/メリノの日」編で、河合は綾瀬はるか(39)と共演している。一部広告関係者からは、これは「将来を見据えたデモンストレーション」との見方がある。
「新鮮さを売りにするユニクロにとって、来年3月に40歳を迎える綾瀬が交代の検討対象になっているのは間違いない。また、今年8月に発覚したSixTONESのジェシーとの通い同棲や婚前旅行報道で、商品イメージキャラクターを継続させるか否かと議論の対象になっている。もし、綾瀬とジェシーが結婚すれば、近い将来のイメキャラ交代も視野に入ってくる。現在は綾瀬と河合の映像を流しながら、消費者の反応を推し量っている段階だ」(広告代理店関係者)
広告業界では、今後、ドラスチックな動きがあるのは間違いなさそうだ。河合のCMジャックはさらに広がりを見せる可能性がある。ただし、勢いに持続性が見られなければ、すぐに別の女優やモデルに代わる可能性もある。