サントリー・藤中主将と大阪B・山内主将、開幕戦に向け意気込みを語る…大同生命SVリーグが幕開け

サントリー・藤中主将と大阪B・山内主将、開幕戦に向け意気込みを語る…大同生命SVリーグが幕開け

サントリーの藤中謙也主将、大阪Bの山内晶大主将、ティリ・ロランヘッドコーチが10日に東京体育館で行われた記者会見に出席した。バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」は、11日に東京・東京体育館で行われるサントリーサンバーズ大阪対大阪ブルテオン(B)のオープニングマッチで開幕する。

昨季覇者サントリーの藤中主将は、「いよいよ始まる。今までにない盛り上がりや期待を開幕前から感じている。盛り上がりを見せているリーグで、プレーできることを楽しみにしています」と意気込んだ。サントリーは、218センチのオポジット、ドミトリー・ムセルスキー、アウトサイドヒッターのデアルマス・アラインら攻撃陣に加え、パリ五輪日本代表の高橋藍、同大会ポーランド代表で銀メダルのアレクサンデル・シリフカらが加入。開幕に向け、タイで行われたパナソニックエナジー杯、広島TH、WD名古屋などとのプレシーズンマッチを行い、チームを作り上げてきた。

藤中主将は、「(高橋藍らとは)うまくコミュニケーションも取れている。開幕戦から長いシーズン楽しみにしてください。明日の一戦で作り上げてきたものを、コートで表現したい」と手応えを語った。また、昨季決勝で3-0で勝利し、開幕前の9月のパナソニックエナジー杯決勝では1-3で敗れた大阪Bについて、「非常に手ごわい相手で切っても切れない縁。開幕戦にふさわしい試合になる」と闘志を燃やした。

一方、昨季2位の大阪Bの主将で、パリ五輪代表の山内晶大は、「SVリーグに変わり、いろんな挑戦をしてきた。歴史的な瞬間にコートでプレーできるのは非常にうれしい。開幕戦にふさわしいゲームができるようチーム一丸で勝ちに行きます。日本でバレー人気が高まっていると感じている。バレーを初めて見る方にも面白いと思ってもらえるバレーを見せていくので、明日は楽しみにしていてください」と表情を引き締めた。